大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

ナポリの怪物、クリバリーその凄まじい守備力に迫る

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写真=Getty Images

クリバリーを知っているだろうか?

セナガル代表でイタリア、セリエAのSSC ナポリに所属するリーグ屈指のCBである。

クリバリーは半端ない!

195cm、89kgという巨体を誇り、ナポリの最終ラインに君臨する。

空中戦ではほぼ負けないし、ボール奪取力が異様に高く、スピードもあり滅多に抜かれることはないスケールが桁違いの選手である。

ナポリ入団当初はビルドアップに課題がみられたが、マウリツィオ・サッリのもとで鍛えられ、ビルドアップ能力や縦パスの制度、そして戦術眼も向上し、今や世界でも指折りのCBだ。

そんなモンスターCBクリバリーのプレーをご覧いただきたい。

 

完璧な間合いの取り方

 

スピードスターのムバッペにボールが渡ってもむやみに飛び込まない。

じわじわと自分の間合いに持っていき、いつでもトップスピードを出して後方に走れる準備をしながらムバッペがいつトップスピードを出すのかを伺っている。

相手が速いこと、大きなタッチで加速することをあらかじめ知っていてスピードを上げたその時にボールを奪う準備がこの段階で整っている。

ここまでできたらあとはダッシュのタイミングを合わせるだけだ。

トップレベルでは準備の質が勝負を決めるのである。

 

抜かれても追いついてしまう驚異的なスピード

 

クリバリーにとっては、相手にスピードがあっても関係ない。

相手がスピードを上げるタイミングを掴み、一瞬のうちに自分もトップスピードになり相手のボールを奪ってしまう。

クリバリーは相手がトップスピードになるタイミングを掴む天才なのだ。

 

見たことないプレーを披露する

 

異次元の身体能力でスライディングをフェイントに変えてしまう。

こうしなければいけないは存在しないということ。

目的達成の手段はなんでもいいのだ。

アイディアとはこういうプレーのことを言う。

そしてその後も精度の高いロングフィードでチャンスを演出してしまうスケールの大きさは桁違いだ。

 

空中戦の強さも桁違い

 

もはや誰も競り合うこともできないこの跳躍力。

クリバリーはこの抜群の身体能力を存分に使いチームを助ける。

 

チームのDFリーダーであるということ

 

相手のシュートに対して準備しているのはクリバリーだけである。

ここにシュートが飛んでくることをわかっていたかのような危機察知能力の高さは凄まじい。

チームのリーダーになるためには一瞬たりとも気をぬくことは許されない。

他の選手が見れない景色や感じることができないものを感じることが求められるのである。

 

そんなスケールの大きいモンスター、クリバリーに注目していただきたい。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、今年からスペインに移籍してプレー。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter