サッカーは足でやるんじゃない!身体で表現するんだ!
日本でサッカーを始める人の多くはサッカーは足でやるスポーツだと思っているのではないだろうか。しかし、サッカーは足で扱うという感覚から自由にならなければならない。このネイマールのドリブルを見て欲しい。足でプレーしているというよりも身体全体の感覚だ。身体全体で相手を感じ感覚的に相手の逆をとっている。ボールに捕らわれてもダメだし”足”に捕らわれてもダメだ。
サッカーは踊りでありどちらも”感じる”ことからはじまる
私が言いたいのはみんなネイマールのようになれ!と言いたいのではなくサッカーはボールと身体の感覚がとても大切であるということである。サッカーも踊りも理屈よりも身体で感じることからはじまる。”考える”ことが重要視されすぎると”感じる”ことや”感覚”がないがしろにされたりする。これは子供に限らず大人もそうだ。言葉で表現できることなんてたかがしれているし、本当に大切なことは言葉にできないことの方が圧倒的に多い。サッカー選手は言葉にできない”なにか”を表現する人でもある。
サッカーは喜びであり、喜びは言葉ではなく身体で表現される
ゴールを決めた後に”喜ぶこと”を表現させる練習を見たことがあるけれども、あの光景に対する違和感は”感情表現”することが上手くできない国民性(自分も含め)と大好きなサッカーの本質に距離があると感じてしまうことだ。自分も感情表現が上手くできないコンプレックスがある。本当に伝えたいことはサッカーは超楽しいということであり、喜びや苦しみの感情の表現であり、情熱であり愛である。それは言葉で表現する以上に伝わらなければならないことなのに上手く伝えられないもどかしさでしかない。サッカーの魅力を伝えるにはもっともっと自分が楽しむことが大切だ。