ポルトガルの魔法使いとアルゼンチンの伝説の点取り屋
ルイコスタが好きという選手は結構多かったのではないだろうか。まだセリエAが世界のトップに君臨していた時代。フィオレンティーナの時代を築き上げた最強のコンビがいた。このコンビにエジムンドというこれまたすごい化物がいてより最強だったわけだが、この時代を振り返ってみて気づいた。当時は現代よりもすごいタレントのある選手が多かったということに。
当時のフィオレンティーナは無慈悲だった。それほど強かった。
ルイコスタとバティストゥータ、このふたりでどれだけゴールを量産したことか。
この三人はいまだに伝説として語られることがある。
Batistuta Rui Costa Edmundo , Trio delle ...
ルイコスタのダイナミックでエレガントで情熱的な。ドリブル、パス、シュート。
バティストゥータのゴールの嗅覚、執念。情熱。
ふたりで奏でる”情熱のゴール”は観衆を熱狂させ、少年に夢を与えた。
彼らは私たちの夢そのものだった。サッカーの美しさ、楽しさ、情熱、すべてを感じさせてくれた。毎日誰かがルイコスタになりバティストゥータになりエレガントなドリブルを披露し、強烈なシュートを突き刺した。観ることほど学べることはない。
”ひとりでダメならふたりで崩せ”
”ひとりよりもふたりで崩した方が圧倒的に美しく楽しい”
サッカーの本質を追求する旅はつづく…