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大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

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【クラブW杯決勝レビュー】勝利に値した鹿島アントラーズ!レアルの個の力に僅かに及ばず…

サッカー観戦レポート
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クラブワールドカップ2016決勝戦! 

鹿島アントラーズレアルマドリードは延長線の末、2-4でレアルの勝利。

このものすごい一戦を振り返ってみる。

想像を超える大健闘

戦前の予想はレアルの大勝。

圧倒的な戦力差の前に鹿島は為す術なく敗れ去る。

多くの人が鹿島アントラーズに頑張ってもらいたいと思いつつも、レアルのスーパープレーを期待し、ロナウドベンゼマモドリッチやクロースの華麗なプレーを目の当たりにすることになるだろうと思っていた。

 

しかし、試合が始まると思わぬ展開が待っていた。

 

 

鹿島アントラーズの試合の入り方が良かった

序盤からレアル相手に臆することなくぶつかりに行った鹿島が果敢にレアルにチャレンジする姿勢をみせる。

鹿島はレアルの中盤のキーマンであるモドリッチとクロースに自由を与えるまいと厳しくタイトにプレッシャーをかける。

それでも局面のアドリブテクニックで打開するレアルの個の力が要所要所に光る。

そんな展開だった。

前半9分、早くもレアルが先制ゴールをあげる。

モドリッチの強烈なシュートを曽ヶ端選手がはじいたが、こぼれ球をベンゼマが押し込む。

ロナウドがレアルのリズムを壊す

先制ゴールで余裕が生まれるかにみえたレアル。しかし、タイトなスケジュールと長旅の疲れからかキレがない。その上、少し油断しているように見える。

とりわけロナウドがゴール前でミスを繰り返したせいでチーム全体の流れが停滞。

鹿島がレアル陣内でボールを持てるようになる。レアルの甘い守備のおかげで鹿島が比較的余裕をもってゴール前でプレーできる状況になった。

 

鹿島に待望のゴールが訪れる

明らかにリズムが崩れたレアルの守備に綻びが出る時間帯が続く。

そこに上手く付け入った柴崎が軌跡の同点ゴールを決める!

信じられないといった表情のレアルの面々を前に、この流れはあるかも!という空気が漂いはじめる。

鹿島が良い流れのまま前半を終える。

鹿島は流れを保ち、レアルの調子が上がらなければ勝機あり

後半がはじまっても、レアルの調子はいっこうに上がらない。

鹿島も大事な肝をしっかりと押さえている。

やはり中盤を人数かけて死守することが重要なミッションだ。

レアルはリズムをつくれないまま時間が過ぎていく。

柴崎がまたしても奇跡を起こす

レアルの守備が甘いまま、ゴール前でチャンスをつくれる鹿島が一瞬のスキをつく。

ゴール前で個人技でディフェンスのタイミングをズラし、左足でスーパーゴールを決める!鳥肌の立つゴールだった!

この信じられない展開に思わずこんなツイートをしてしまった。

 

バスケスの粘りがロナウドのゴールを生む

鹿島のディフェンスラインが集中を切らさない。植田選手と昌子選手がベンゼマロナウドをシャットアウト。そしてルーカス・バスケスも孤立状態。

全員で献身的な守備をする鹿島がレアルの中盤に自由を与えない為、なかなか前線までボールを運べないレアル。

鹿島もゴールを予感させるシュートチャンスをつくり出す。

しかし、ゴール前でバスケスが世界レベルの一歩の速さをみせ、ディフェンスがアフターで倒してしまいPKを献上してしまう。

それをロナウドが無慈悲なシュートを決めて同点。

まだまだ奇跡が起きる予感

同点ゴールを決めたレアルだが、鹿島も粘りをみせる。

少しづつ疲労感が出てくる時間帯。

鹿島も少しディフェンスに余裕がなくなってきている。

しかし、決めきれないレアル。

これはまだまだわからない。

ベンゼマの凄さが際立つ

後方からシュート性のクサビがベンゼマめがけて迫る。

ディフェンスを背負いながら胸で巧みにコントロールするベンゼマは凄まじかった。

ボールを奪われない。しかもその後にロナウドに華麗なスルーパスを通す。

これが世界トップクラスのFWのプレーなのか…

ロナウドは不調だけど、ベンゼマはやっぱり凄い。

そう思っていたら、後半が終了。

ロナウドがバロンドーラーの意地をみせる

延長線に突入した。

途中出場したファブリシオが強烈なシュートを放つもナバスのスーパーセーブにあう。

守備も集中を切らさない鹿島だったが、不運で無慈悲なゴールが決まってしまう。

ゴール前で一瞬の隙をついたベンゼマが前を向いてドリブルで前進、そしてロナウドへここしかないタイミングでスルーパスを通す。

これをロナウドがしっかり決めてレアルが勝ち越し。

 

鹿島も諦めずにゴールを目指す。

FKから鈴木選手がヘディングシュートを放つもクロスバーに嫌われる。

チャンスをつくる鹿島にまだ希望はある展開だった。

しかし、バロンドーラーが意地のゴールを決める。

クロースのシュートのこぼれをロナウドが見逃さずに決め、ハットトリック達成。

最後まで諦めなかった鹿島だが、試合終了のホイッスルが鳴る。

勝利に値した鹿島アントラーズは素晴らしかった

 

もし、セルヒオラモスが退場していたら試合の行方はわからなかった。スペインでも早速、疑惑の判定だったと物議を醸しているが、それ程までに際どい内容だったし、すべての選手が素晴らしかった。

 

本当に素晴らしい戦いをみせた鹿島アントラーズ

世界に日本のサッカーもやるんだぞというところを発信した。

この試合をきっかけにまた世界に羽ばたく選手がきっと出るはずだ。

サッカーの魅力を日本中に伝える素晴らしい試合だった。

多くのサッカー少年、選手たちに希望を与えたに違いない。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…