大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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サッカーは感情のゲーム|エスペランサSC vs 桐蔭横浜大学

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天皇杯神奈川県予選、エスペランサSC vs 桐蔭横浜大学の試合を観に行ってきました。

母校の桐蔭横浜大学、そしてオルテガさん率いるエスペランサSC、両チーム共に私がとてもお世話になったチームであり、注目しているチームでもある。

 

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会場のかもめパークに到着し、観戦席へ向かっていると屋良さん発見。

エスコリーニャの代表であり、リーベルプントの代表でもある、やらっちこと屋良さん。この人↓

https://www.instagram.com/p/BqkNcdUhRJz/

keikun028.hatenadiary.jp

「近所でジュニアが試合していたから立ち寄ったんだよ。でもJ3YSCC観に行くからもう行くね。教え子が出るんだ。またね!」と言ってあっという間に去っていった。

 

 

さて、エスペランサ対桐蔭横浜の試合がいよいよキックオフ。

桐蔭に比べて、エスペランサの選手たちのカラダがデカい。見るからに強そうだ。f:id:keikun028:20190310235035j:image

桐蔭のキックオフで試合開始。

序盤はあえて前に放り込んで、エスペランサに後ろ向きでプレーさせたいという意図のプレーが功を奏し、主導権を握る桐蔭。

しかしながら、エスペランサも徐々にエンジンがかかってきて、流れが少しづつエスペランサに傾いていく。

ボールを丁寧に回そうなどという綺麗事は不要だ。とにかくゴールをこじ開けるのだ!という闘志むき出しのファイティングスピリッツ全開で桐蔭を蹂躙していくエスペランサ。 

Vamos con todo!! すべて出し切れ!カラダごと行け!と情熱的なスペイン語がピッチに響き渡る。

しかし、審判が試合のコントロールを失う。

エスペランサの気持ちの入ったプレーがラフプレーに見えるのか、ボールにいっているのにファールを取られる。そんなプレーが3回ほど連続で続いてから試合が荒れはじめた。

エスペランサはアルゼンチン基準なのだ。日本でしか審判をやったことがない日本基準の審判に見極めるのは難しいのもわかるが、島国日本といえどもはやグローバルスタンダードを意識してほしいと思う。

サッカーは感情のゲームである。それを理解しないレフェリーは当然ゲームをコントロールすることはできない。残念ながら。 

両チームチャンスを決めきれずハーフタイム。

サッカーは感情のゲームである

後半、膠着状態だったがコーナーキックから桐蔭が先制する。

 

先制してから落ち着いてボールを回し、エスペランサのプレスをいなしはじめる桐蔭。

しかし、当然このまま終わるわけにはいかないエスペランサは再びフルパワーで桐蔭ゴールに襲いかかる。f:id:keikun028:20190310235049j:image

後半、何度かエスペランサにも決定機があったものの決めきれず、そして審判は相変わらず試合をコントロールできずにラフプレーがエスカレートしていく。

しっかりと見極めてジャッジできないと選手は当然ストレスを抱える、積み重なればラフプレーへと繋がるわけだ。

エスペランサは1人退場者を出してしまったが、ここまで試合を燃やしたしまってはいけなかった。もちろんエスペランサのラフプレーはよくないが、しっかりジャッジできればこういう展開にはならなかったはずだ。

  桐蔭横浜大学の八城総監督、安武監督の試合後のコメント

 

 

エスペランサのグスタボさんの試合後のコメント

試合後、グスタボコーチは「今日は自分達の良さ0でした、リーグに向けてやるしかないですね!」と。

 

この試合を観て、改めてサッカーは感情のゲームだと思いました。

凄まじい闘志、感情むき出しで戦うエスペランサ、その勢いに呑まれずに落ち着いてゲームを運んだ桐蔭横浜、この試合のポイントはまさに感情のコントロールにあった。

レフェリーのジャッジも含めて、サッカーは感情のゲームであるということを感じる試合だった。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく… 

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