天皇杯神奈川県予選、エスペランサSC vs 桐蔭横浜大学の試合を観に行ってきました。
母校の桐蔭横浜大学、そしてオルテガさん率いるエスペランサSC、両チーム共に私がとてもお世話になったチームであり、注目しているチームでもある。
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会場のかもめパークに到着し、観戦席へ向かっていると屋良さん発見。
エスコリーニャの代表であり、リーベルプントの代表でもある、やらっちこと屋良さん。この人↓
「近所でジュニアが試合していたから立ち寄ったんだよ。でもJ3のYSCC観に行くからもう行くね。教え子が出るんだ。またね!」と言ってあっという間に去っていった。
天皇杯神奈川県予選
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
エスペランサ 対 桐蔭横浜大学
@ かもめパーク
屋良さんいてびっくり笑 pic.twitter.com/jo1pLtmzP1
さて、エスペランサ対桐蔭横浜の試合がいよいよキックオフ。
桐蔭に比べて、エスペランサの選手たちのカラダがデカい。見るからに強そうだ。
桐蔭のキックオフで試合開始。
序盤はあえて前に放り込んで、エスペランサに後ろ向きでプレーさせたいという意図のプレーが功を奏し、主導権を握る桐蔭。
しかしながら、エスペランサも徐々にエンジンがかかってきて、流れが少しづつエスペランサに傾いていく。
エスペランサって本当に気持ちの強さで、局面を打開していくな。上手さで言うと桐蔭横浜大学の方だけど、圧倒的な気持ちの強さで飲み込みつつある展開。
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
ボールを丁寧に回そうなどという綺麗事は不要だ。とにかくゴールをこじ開けるのだ!という闘志むき出しのファイティングスピリッツ全開で桐蔭を蹂躙していくエスペランサ。
エスペランサのボールへのアプローチの仕方はもうアルゼンチン
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
Vamos con todo!! すべて出し切れ!カラダごと行け!と情熱的なスペイン語がピッチに響き渡る。
しかし、審判が試合のコントロールを失う。
審判が試合をコントロールできなくなってきて、大荒れ。エスペランサに不利なジャッジが続いているのは、気持ちが強くて激しく見える分、ちゃんと見極められる審判じゃないと難しい。
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
エスペランサの気持ちの入ったプレーがラフプレーに見えるのか、ボールにいっているのにファールを取られる。そんなプレーが3回ほど連続で続いてから試合が荒れはじめた。
エスペランサはアルゼンチン基準なのだ。日本でしか審判をやったことがない日本基準の審判に見極めるのは難しいのもわかるが、島国日本といえどもはやグローバルスタンダードを意識してほしいと思う。
サッカーは感情のゲームである。それを理解しないレフェリーは当然ゲームをコントロールすることはできない。残念ながら。
両チームチャンスを決めきれずハーフタイム。
サッカーは感情のゲームである
後半、膠着状態だったがコーナーキックから桐蔭が先制する。
後半、コーナーから桐蔭横浜大学が先制。面白い展開になってきた。#天皇杯 #エスペランサ #桐蔭横浜大学 pic.twitter.com/AXDio84glL
— Kei Imai (@Keivivito) March 10, 2019
先制してから落ち着いてボールを回し、エスペランサのプレスをいなしはじめる桐蔭。
桐蔭横浜大学、この状況で落ち着いたゲーム運びができるのすごいな。ハーフタイムに八城さん、安武さんが、「簡単じゃないよ。激しくくるけど、落ち着いてプレーしよう」って言ってた通り、飲まれずにプレーできている。
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
しかし、当然このまま終わるわけにはいかないエスペランサは再びフルパワーで桐蔭ゴールに襲いかかる。
サッカーは感情のゲームだなぁ。最後まで感情的に闘うエスペランサ、落ち着いて上手くゲームを運ぶ桐蔭横浜大学、とても面白い試合。
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
後半、何度かエスペランサにも決定機があったものの決めきれず、そして審判は相変わらず試合をコントロールできずにラフプレーがエスカレートしていく。
しっかりと見極めてジャッジできないと選手は当然ストレスを抱える、積み重なればラフプレーへと繋がるわけだ。
エスペランサは1人退場者を出してしまったが、ここまで試合を燃やしたしまってはいけなかった。もちろんエスペランサのラフプレーはよくないが、しっかりジャッジできればこういう展開にはならなかったはずだ。
桐蔭横浜大学が1点を守りきって勝利。
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
落ち着いて上手くゲームを運んだ桐蔭の八城総監督と安武監督と久々の挨拶も兼ねて、ちょっと話聞きました。
桐蔭横浜大学の八城総監督、安武監督の試合後のコメント
八城さん「ちょっと荒れたけど、俺はエスペランサ好きなんだよ。あそこまで気持ち入れてプレーできるチームとの試合は学ぶこと多い。感情表現ってサッカーでは大事なこと」
— Kei Imai (@Keivivito) March 10, 2019
桐蔭横浜大学がここまで強くなった理由がわかる気がする。#桐蔭横浜大学サッカー部
安武さん「いや〜荒れたね。ところでスポンサー探してるんだよ。チーム強化するためのマネタイズ考えてるんだよね」って、もはや試合の話ではなく未来の話をしてました。
— Kei Imai (@Keivivito) 2019年3月10日
というわけで、桐蔭横浜大学サッカー部のスポンサー募集中です。
大学サッカーでブランディングできたら色々変わりそう。
エスペランサのグスタボさんの試合後のコメント
試合後、グスタボコーチは「今日は自分達の良さ0でした、リーグに向けてやるしかないですね!」と。
この試合を観て、改めてサッカーは感情のゲームだと思いました。
凄まじい闘志、感情むき出しで戦うエスペランサ、その勢いに呑まれずに落ち着いてゲームを運んだ桐蔭横浜、この試合のポイントはまさに感情のコントロールにあった。
レフェリーのジャッジも含めて、サッカーは感情のゲームであるということを感じる試合だった。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…