大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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フェリペ・アンデルソンの魅力とは 〜ウエストハムにやってきたブラジルのスピードスター〜

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写真=Getty Images


フェリペ・アンデルソン。
ネイマールと同郷、ブラジルのサントス出身で、スピードとテクニックで相手を切り裂くプレースタイルでヨーロッパ中のクラブから注目を浴び、2013年7月、イタリアのラツィオに移籍した逸材だ。


一年目はカルチョに適応するのに苦しんだが、2年目には二桁ゴールを挙げ大活躍するとその翌年には背番号10を託される。

2016年のブラジルオリンピック優勝メンバーでもある。

そして2018年に活躍の場をイングランドプレミアリーグのウエストハムに移すと、瞬く間に活躍し、フェリペ・アンデルソンの名を世界に知らしめた。

そんなアンデルソンのプレーの魅力を紹介していきたい。

 

 

抜群のシュートセンス 

 

 

どちらの足でボールを蹴る時も、同じフォームで蹴ることができる。
全く力みを感じさせないシュートフォームから放たれるシュート、この鋭さ、ボールスピードはキーパーは堪らない。

本当の力を発揮するには、脱力してなければならないのだ。

シュートシーンで力んでしまう日本人は多い。アンデルソンのシュートは素晴らしいお手本になる。

ボールを前に運べるということ 

 

アンデルソンは中盤からでもボールをより前に運んでいく。
相手をかわすドリブルも上手いが、スペースを見つけ、そこを上手く切り拓いていく、チーム全体を押し上げ、勢いをつける。

攻撃の要として欧州のトップレベルで理由の1つだ。

0から100のスピードチェンジ

 

このプレーから学べることはたくさんある。

まず、止まることもプレーの一つだということ。

日本のサッカーは常に一定のリズムで選手たちはハイスピードでプレーをする。

確かに技術は上がったかもしれないが、単調で、リズムの変化がなく、相手に驚きを与えるプレーが少なく感じる。

1回止まったり、ゆっくり相手を見てみようじゃないか、そこでいきなりリズムを変えられれば相手に恐怖を与えることができる。ゆっくりプレーすることも早さにつながるのだ。

 

狭いスペースでも最大の力を発揮する 

 

相手に囲まれていてもスラスラとかわしていき、ゴールを奪う。

相手が近くに何人いても動じることなくプレーできるのは、何度もこのような狭いスペースでボールを受け続けた経験、そしてその中で磨いてきた感覚がそうさせているのだ。

相手の近くでボールを受けることをためらってはいけない。

そこで輝くことができれば、ヒーローになれるのだから。

そんなアンデルソンに注目していただきたい。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、その後スペインに移籍してプレー。現在は日本でイタリア語、スペイン語の通訳として活動中。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter

  

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

keikun028.hatenadiary.jp