大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

サッカーが上手くなるために意識すべき3つのこと  

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サッカーをプレーする上で意識するべき基本的なことをまとめてみました。

きっと、サッカー以外のあらゆるものにも共通する普遍的なことになります。

 

1.相手と”駆け引き”すること

どんなにリフティングが上手くても、どんなにコーンドリブルが上手くても、目の前の相手と駆け引きできなければ意味がない。私が海外で頻繁に目にしたのはパスもドリブルも練習では下手くそなのに試合になると見違えるほど上手いという現象だった。「なんなんだこいつらは…」と思ったものだ。これは相手がいない練習では上手にボールを扱うことができないけれど、相手がいる試合では上手にプレーができるという私たち日本人には理解しがたいものになる。日本人は逆で練習では上手いけれど試合では下手くそとよく言われている。

駆け引き上手で練習嫌いな南米

駆け引き下手で練習好きな日本

この違いが日本のサッカーの特徴になる。

サッカーは相手との”駆け引き”の連続だ。パスを出すと見せかけてドリブルをする。シュートを打つと見せかけて、ドリブルする。相手との駆け引きを意識しなければならない。

 

2.相手に何をするかわからせない

相手に心の中を読まれてはいけない。一番嫌な相手というのはなにをするかわからないものだ。予想できない、予測不可能な選手だ。パスをするのか、ドリブルをするのか… そもそもどこを見てるのか、何を考えてるのかさっぱりわからないという選手。レベルが上がれば上がるほど、そんな相手とマッチアップすることになる。

優位に駆け引きをしたければまずここ。

相手に自分がなにをするかわからないようにプレーすることが大事だ。

その為にピッチでは常にリラックスし、柔らかい状態でいなければならない。

フランスのリーグアンPSGで活躍するアルゼンチンの魔術師パストーレの相手を罠に誘い込むようなボールタッチ、食いついてきたときのど真ん中をすり抜けるドリブルは相手の発想を越えた瞬間だ。

 

3.自分を表現すること

ピッチで自分の全てを表現すること。これが最も大切になってくる。とりわけ日本人は感情を表現するのが下手くそだ。これは私も含めてなのだけれど、勝ちたいという熱い想いを。負けたくないという熱い気持ちをピッチでさらけ出さなければならない。気持ちを出しきれずに試合を終えることほど情けないことはない。

キングカズこと三浦知良選手が韓国のパクチソンというマンチェスターユナイテッドでも活躍したスター選手にこう言いました。

パク・チソンへの言葉)いいかい智星、自国以外でサッカー選手として生き残るのは本当に困難だ、最後までサバイバルする選手に一番必要なものは何かわかるかい? 技術じゃない、そのクラスの選手の技術はみんな同じくらい高いからね、一番大切な事は、サッカーへの情熱、一途の献身、毎試合今日死んでも悔いはないという思いで試合に望む、サッカーに人生を賭ける選手だ 〜中略〜 うまくは言えないけれどこれが俺のサッカー人生だ、智星が本当にサッカーを愛しているならとことんまで愛してやれ。智星のプレーで全然違う国の人々を熱狂させてあげるんだよ、それは本当に素晴らしい経験なんだよ

三浦知良がキングであり続ける理由 〜日本で最高のサッカー選手のメンタル〜 - 大人になってから学ぶサッカーの本質とは

アルゼンチンの名門ボカジュニアーズの7軍、15歳以下の選手が試合前にチームを鼓舞する映像があるが、南米は本当に熱い。上手いとか下手とかよりも、戦う気持ちを大事にする。どんなにテクニックがあろうが戦えない選手は認めてもらえないのだ。

 

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私がプレーしている外国人リーグは本当に激しい。ボールを持てば感情むき出しで襲ってくる。絶対に負けられない!という強烈な気持ちがピッチのいたるところに充満している。そんな激しさの中でこそ本物のスキルは磨かれる。ギリギリの戦いの先に本物の喜びがある。

keikun028.hatenadiary.jp

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サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

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