先日放送されたアナザースカイのチームラボ特集。
チームラボ代表の猪子寿之さんの言葉に私は引き込まれてしまった。
彼は未来を創造する人であり、その感性と表現力に世界中の人々が魅了されている。
彼の紡ぎ出す言葉を反芻したい。
常に新しい人間と社会の関わり方をどう捉えたらいいかをいつも考えていて、その空間にいる人々の関係性を変えることができるんじゃないかって思っています。
猪子さんは常に本来的なものの在り方を考え、本質的な物事の考え方を大事にしている。常識に捉われることなくチームで創造し続けるチームラボの在り方にサッカーの根源的な在り方のヒントを私はもらっている。
いろんな専門性がある人たちと一緒に何かを作っていくっていうことが重要になっていく
学校はね宿題も個人でやってねテストも個人の能力を測って今の学校っていうのはすごく個人主義を叩き込まれているように思うんだよね。昔はもっと自由に想像してたし、そういう機会が多かったように思う
海外に出てみてわかったことは、自分をさらけ出せずしてチームの一員として認めてもらうことはできないということだった。
社会に出てみて、とりわけクリエイティブな組織に入ってわかったことは、自分の想いをぶつけることなしに、仲間とぶつかり合うことなしに良いものは生み出されないということだった。
日本の教育制度はあまりにも規制的で創造することに対して不寛容なんじゃないかなと私は感じている。だからこそ、自分から飛び出してOKなんだよということを子供たちには知って欲しいと思う。
自分は大人も子供も区別していない
猪子さんは「大人も子供も区別しない」と言った。
子供が騒いでいると怒る人とかいるからそういう人は来なくていいとそういう鬱陶しいこと言う人が来ないために集団的想像をする場所を作ろうと思った。そして、その中に身をおきたいと思ってチームラボと言う場を作って、自分たちがそこに身をおくことで、自分自身もクリエイティブになれたと思うし、共同的な人間になれたと思っていて、だから他の人たちにもそういう場を作れたらいいなと思っているんだよね。
自ら場所を作り自らその場所に身をおくことで自らを変えようと思った。
きっと猪子さんは自分が考えていることを信じて作り続けてきたんだよね。
なぜ自分を信じることができたのかっていうと、常識とか世間体に一切流されずに自分の頭で考え続けてきたからなんだと思うんです。
サッカーも同じ。監督やコーチの言うことだけを信じるんじゃなくて、自分の頭で考えたこと、自分の心で感じたことを信じなければならないのです。
皆、作者であり観覧者
何のための技術か、想いこそが起源にないと技術の意義はない
想いこそが創造の出発点
アートっていうのはある種、世界の見え方を変えるものだと思うのね。世界の見え方を変えるってことは人類の価値観を変えることだと思うのね。
サッカーは常に想像する余地があり、表現する人間の柔らかさが問われている。
それゆえにアートなのだ。
サッカーの在り方も変えられるかもしれない。
新しい表現を生み出してそれが凄かったら人々の価値観を変えることができるかもしれない。だとしたら、いつまでも教わっていたらダメなんだよね。きっと。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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