プロのサッカーじゃないサッカーの楽しみ方もあることを探ってみようと思いました。
— Tomoharu Takeyama (@amiciziasole) 2021年11月5日
「サッカーと地元」第二弾も発行できればと思います! https://t.co/E7XpcZnkp7
竹山さんが手がける、「みかわや新聞」がとてもよかったので紹介させてください。
まず冒頭の一部を引用させていただきます。
浜松を飛び出して、イタリア、メキシコ、イギリスなどで過ごしてきました。
その間、サッカーにかかわる様々な人たちに出会いました。小さな街クラブの選手、カフェで働く熱狂的ファン、公園でボールを蹴る腹が出たおじさん達。彼らから「サッカーから引退した」という言葉を聞くことはありませんでした。
そこには日常の中にサッカーを楽しむ友人たちと居場所が多く存在していました。
竹山さんが書かれている通り、プロのサッカー選手になれなくてもサッカーは楽しめるものなんですよね。本当は当たり前のことなのですが、日本でサッカーをしていると、プロになるためにサッカーをして、プロになれなかったらサッカーは辞める、、みたいな空気があると思います。
高校サッカーが終わると、「サッカー引退」という表現が当たり前にあることの違和感に気が付くまで私自身も時間がかかりました。
みかわや新聞は、下記から購入可能ですのでぜひ読んでほしいと思います。
素敵な取材記事がちりばめられているのですが、一つ印象的だった記事をピックアップしてご紹介させていただきます。
街角の女性にインタビューされた記事なのですが、とてもとても大切な視点だなと感じました。
母親の視点から見つめる少年サッカー
「子供は勝ちたいという気持ちはあるだろうけれど、親心としてはサッカーに夢中になって楽しくやってくれれば幸せです」子供のスポーツに関わるようになり地域に溶け込んでいると感じる一方で、その在り方に疑問を感じるときもある。大人たちが子供たちの大会で勝つことを強調するときがあり「選手の家族、コーチたちの週末はサッカーだけに費やされることが多くなるにつれて、犠牲になっているものが多いなと感じます」「問題に向き合う時、どんな風に子供と時間を共有して、どんな言葉をかけてあげられるか」と家族の中からなにができるのかそのやり方を探っています。
さいごの、「家族の中からなにができるのかそのやり方を探っています」という一文も素敵だなと思いました。
日本の育成年代には多くの場所で同じような問題があります。
同じように悩む親御さんもたくさんいらっしゃると思います。素晴らしい指導者も増えてきている一方で、まだまだ旧態依然の価値観で一方的な指導や、勝利至上主義は根強く残っています。
子どもがサッカーをする場所が限られていたり、親としてもできることは限られると思いますが、きっとなにかできることはあると思います。
もしなにかお子さんのサッカーで悩んでいることがありましたら、できるアクションを一緒に模索できればと思っていますので、下記のフォームにお気軽にご記入ください。
みかわや新聞のサッカー特集は、素敵な記事が掲載されてます。
ぜひ多くの方に届いてほしいと思います。
子どものオーバーワーク(練習しすぎ問題)や成長期の痛みやケガについてお悩みの方は、フットボールファミリーユナイテッドのメディアカルアドバイザーであり、スポーツドクターの武井先生の「成長期の痛みのリスク 指導者や保護者が知っておくべきこと」をご覧ください。