野洲からリーガエスパニョーラへ
2006年、高校サッカーに旋風を巻き起こした衝撃の決勝戦。あれからもう10年ちかく時が経とうとしている。当時の野洲の14番は今スペインにいる。
いまでも鮮明に覚えている。強くて走れるチームが勝つという高校サッカーに新たな風が吹いたあの時のことを。この試合を観てサッカーをはじめたという子がどれだけたくさんいたか。サッカーってこんなに楽しいんだって感じた人がどれだけいただろうか。
サッカーはこんなにも自由で面白い。ということを改めて教えてくれた。
あのピッチにいた14番はいまスペイン一部リーグ、誰もが憧れる世界最高峰のリーグにいる。そして昨日の試合で持ち前のドリブルでチームに貢献した。
スペインでもやれる。いや、日本人のドリブルは驚異であることを見せ付けて欲しい。
失点の場面、少し気持ちが入りすぎてボールに寄せすぎてしまい、相手にスペースを与えアシストを許してしまった。強豪ひしめくスペインではよりコンパクトに一人一人が良い守備を求められる。寄せすぎてもダメで守備のテクニックは奥が深い。これから多くを学んで日本に持ち帰ってほしい。
ドイツでの乾の活躍
フランクフルトでプレーした乾はヨーロッパでの評価を得てスペインへの移籍を実現させた。素晴らしいプレーの数々は我々日本人に希望を与えてくれる。そして多くのヒントをくれる。
デビュー戦は海外でも高評価
ゴールにも絡んだ乾だが、目が肥えた海外のサッカーファンは乾の実力をしっかりと理解したようだ。乾のテクニックは本物で素晴らしいモノを持っている。しかし、それだけではやっていけない。チームの一員としてしっかり調和できるかどうか、毎試合しっかり実力を出しきれるかどうかが大事だということになってくるだろう。
スペインで成功を掴んだ日本人はまだいない。日本人に足りない要素がふんだんに試されるスペインで頑張って欲しい。楽しんでほしい。
乾の育ったセゾンのボス↓
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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