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大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

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バルサは世界一サッカーという”遊び”を極めている 〜圧倒的な上手さの土台は遊び心と野生の感覚〜

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バルサはサッカーというゲームの本質を追求し世界一それを極めている

クラブW杯2015決勝、バルセロナリーベルプレート

凄い試合だった。リーベルの野生の本能むき出しのプレッシャーをキワのキワでいなし、そのキワのキワを遊べてしまうイニエスタ、ブスケス、アウベス、メッシ、ネイマールスアレス… 球際を極めた者がゲームを支配する。まさにそんな試合だった。

 

立ち上がり、良い入り方をしたリーベルにもしかしたらという可能性を感じたのだけれども、徐々にバルサの上手さが凌駕していった。リーベルの球際の激しさを柔らかく流すイニエスタ、まるでものともしないメッシをみて、これはちょっと想像以上に差があるなと感じた。彼らにいつもどうりやられたら敗北しかないのである。

相手が近くても平気であること、相手が近いからこそ楽しいということ。相手のプレッシャーが厳しいからこそ最高のプレーが生まれることを知っているということ。

激しい球際で相手を上回る瞬間というのは多くの場合、剛には剛という強さではなく、相手の予想を超える”遊び心”のあるプレーだった。

そしてやはりバルサが均衡を破る。

ネイマールの凄さよ 圧倒的な上手さと速さ

遊び心と野生の感覚よ

 

球際のキワのキワでいかに自由になれるか

バルサが凄いのは球際が圧倒的に上手いということだ。リーベルは強い。野生的で野蛮な球際の激しさがある。しかし、バルサのそれは強さを凌駕する球際の圧倒的な上手さがあった。イニエスタのボールの奪い方、足を入れるタイミング、身体を寄せるタイミング。ブスケスのタックルのタイミング、相手の懐に入り込む上手さ。もう鳥肌が立つほど上手かった。球際のかけひきならリーベルにもチャンスはあると思っていた。しかし、バルサは凄まじく上手い個性たちが見事なアドリブでリーベルの激しいプレスを引き剥がしていく。

 

バルサの何が凄かったのか、サッカーの本質とはなにかを見れること

サッカーを見る力を表す尺度は「何に着目するか」によって、面白みも良し悪しも変わる。大事なことは”本当に大切なこと”を見れることだと思う。

バルサリーベルのサッカーをみて何を感じとったか。これが一番大切なのだと思う。世界のトップクラブが世界最高のプレーを見せてくれたのだが、この試合からなにが見えたか、どのような情報を得ることができたか、そして日本に足りないものはなにかというものが分からなければ未来を描くことはできないだろう。

 

バルサが魅せてくれたサッカーの本質を、指導者はしっかり掴み取ることができただろうか。なぜバルサが上手いのか、強いのか、どこを鍛えればあのようになれるのか、バルサのどこがすごいのかちゃんと理解できないと、無意味なパス練習や無意味なドリブル練習がはじまる。多くの指導者、とりわけジュニアの指導者は形だけ真似ようとする。

バルサのサッカーを観て、「ああ、いままでやっていた練習は間違っていた。こんなことやっててもサッカー上手くならない。」ということにどれだけの人が気付けるか。

そしてどれだけの少年がボールを持ってすぐに公園に行ってボールと戯れたか。

サッカーが上手くなりたいという芽がたくさん出たこの瞬間の気持ちを育んでいくこと。

 

 

メッシもネイマールイニエスタもボールを自在に操れるようになるまでボールと戯れサッカーを楽しんだ結果にすぎない。本気でサッカーを遊び続けた先に最高の喜びがある。そして、どうしたらあんなプレーができるようになるのだろう?ということを想像し、自分で練習を創造すれば良い。サッカー選手はクリエイターなのだ。新しい発想を生み出す喜びをピッチで表現すればいいじゃないか。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…


 

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