サッカー雑誌をはじめて読んだのは小学3年生の頃。
雑誌に付いている名選手のポスターが目的で、サッカーダイジェストとサッカーマガジンを買っては、ポスターを部屋に貼りまくって、部屋がサッカー選手で埋め尽くされていました。
マラドーナ、フリット、ジーコ、プラティニ、クライフ、カントナ、ロナウド、オルテガ…、まさにサッカー雑誌のおかげでサッカーがより好きになりました。
そんなサッカー雑誌との馴れ初めですが、大人になった今でも定期的に読んでいる雑誌があります。
今回はサッカーの好きの方はもちろん、サッカーに興味のある方にもサッカー雑誌の魅力をお伝えできればと思います。
1.フットボール批評
世界で話題の監督やコーチのインタビューや、国内外で話題の選手やスタッフへのインタビューなど、サッカーを深く知りたい・学びたい人にはおすすめの雑誌です。
フットボール批評issue34のテーマの一部をご紹介↓
・選手の成長を“見える化”し、進化を加速させよ
・ハラスメント問題に揺れるJリーグをどう見るか?
・酒井高徳が語る欧州基準と日本基準 柴村直弥
・メキシコから見た日本のリアル
・プロ量産の背景にある巧みなマネージメントの極意に迫る 加部究
2.footballista (フットボリスタ)
世界最先端のフットボールにおけるトレーニング、理論などをいち早くキャッチアップし、わかりやすく解説してくれる雑誌。切り口も興味深いものばかりで、非常に学びが多く、サッカー好きはもちろんですが、サッカー指導者にとっても有意義な内容になっています。
3月号のテーマの一部をご紹介↓
・複雑化したモダンサッカーで必須の「対応力」を育むエコロジカル・アプローチとは?
・意思で身体動作を共有する「インテンション・サイクル」とは何か?
・イタリアの新世代指導者と考えるトレーニングメソッド革命
・制約主導型アプローチ実践編
3.SHUKYU Magazine
フットボールカルチャー雑誌といえばSHUKYUでしょう。毎号非常に重要なテーマを扱っていて、サッカーに携わるすべての人におすすめしたい雑誌です。
SHUKYU Magazine FUTURE ISSUEのテーマの一部をご紹介↓
・10年前サッカーを諦めた私が見た、10年後の女子サッカーを考える
・佐伯夕利子 | 二つの視点から考えるサッカーの未来
・岡田武史 | 日本サッカーをどのような言葉で語っていくのか・Football a Go Go | Z世代が感じるフットボールのこれから
▶️Amazon.co.jp: shukyu magazine
4.サッカークリニック
サッカーを指導する時に参考にしている雑誌。あらゆる角度からトレーニングの詳細が分かりやすく解説されていて、トレーニングを考える時にとても有意義です。トレーニング内容にどんな狙いがあって、どんな効果が見込めるかまで図解もされているので、コーチのみならず選手も参考になると思います。
5.サッカーマガジン
子どもの頃から読んでいるサッカー雑誌。いくつもの雑誌が廃刊になってきましたが、やっぱりこの雑誌には愛着があります。マラドーナ特集など、個人的にも大好きな特集をやってくれるので、毎号ではないですが年に何冊かは楽しませてもらっています。
▶️楽天ストア: サッカーマガジン 2021年 4月号増刊 ディエゴ・マラドーナ追悼号
6.サッカーダイジェスト
こちらも長年サッカーファンを楽しませ続けてくれている老舗雑誌。注目の若手特集など、毎回Jリーグや世界のサッカーのみならず、高校サッカーや大学サッカーまで幅広く楽しむための情報が満載です。
▶️【楽天市場】サッカーダイジェスト 2022年5月12日号
7.WORLD SOCCER DIGEST
海外サッカーの情報をおさえるならワールドサッカーダイジェストでしょう。
各チームの情報が細かく記されていて、チーム事情や選手に関する情報がまとめられています。ワールドカップに向けて情報収集しておきましょう。
▶️Amazon.co.jp:WORLD SOCCER DIGEST
8.SOCCER KING (サッカーキング)
こちらも世界の旬なサッカーの話題を独自の切り口で編集している雑誌。
これから出てきそうな若手選手の特集など、個人的に好きなテーマが多いです。
「バルセロナ特集」。リオネル・メッシの退団とともに“新章”へと突入したものの、一時はラ・リーガで9位に沈むなど低調に陥っていたバルセロナ。昨年11月のシャビ新監督就任を期に復調し、ペドリという新しいスターとともに2位にまで順位を上げた。シャビの手腕、バルセロナに起きた変化に迫るとともに、ペドリをはじめとする新しいスターたちの物語をつづる。
9.Jリーグ選手名鑑
毎シーズン、Jリーグに登録された選手たちの情報がまとめて紹介される選手名鑑。
今シーズンは各クラブに、どんな選手がいるのかチェックしながらJリーグを楽しむことができます。試合を観て印象に残った選手がいたら選手名鑑を読み返したりもします。Jリーグをより楽しむためにぜひ一冊手元に置いておいてください。
10.Number
サッカー専門雑誌ではないですが、個人的にもよく読ませてもらうのがNumberです。サッカー以外のネタも面白く、学びが多いので定期的に読ませていただいているので紹介させていただきました。
テーマの一部をご紹介↓
[異端児の咆哮]
伊東純也「強いとこを食うのが好きですから」[ブンデス2部からの下剋上]
田中碧「フットボールは雨のち晴れ」[ヒーローの次なる野望]
三笘薫「ストレスが自分を成長させてくれる」[サンタ・クララ現地ルポ]
守田英正「大西洋の火山島と日本人」
幻のサッカーマガジン「ピテカントロプス」
子どもたちのオリジナリティを引き出す?という素敵なコンセプトのフリーマガジンなのですが、これを手がけるアーティストの福田氏の感性が本当に子供とサッカー愛と遊び心に溢れているんです。一人で制作しているので時間がかかっているのですが次号も予定しているとのことで楽しみにしております。
以前ご紹介させていただいた記事はこちら↓
みかわや新聞 サッカー特集
サッカー王国静岡の浜松発のローカル新聞「みかわや新聞」のサッカー特集。サッカー愛に溢れる内容で、自分の街にもこんな素敵なサッカーがあったんだと気がつく人もいるんだろうなと思いました。作品として大好きなので、ぜひ読んでみてください。
長年海外でサッカーに携わる仕事をした後、現在浜松のみかわやに事務所を構えてサッカー選手向けのオンライン英会話と「サッカーと英語」のポッドキャストMCを務める竹山友陽さんが編集長となり、浜松のサッカーシーンを様々な視点で切り取った、サッカー特集となっています!
以前、ご紹介させていただいた記事はこちら↓
日本にはこれだけのサッカー雑誌があります。これまで廃刊になってしまった雑誌も含めると、かなりの数のサッカー雑誌があると思います。
ワールドカップ常連になり、世界でプレーする日本人選手もたくさん出てきました。いよいよ日本サッカーも世界に近づいてきました。
これからも僕たちの国、日本のサッカー文化を育んでいきましょう。