「サッカーは騙し合いである」
これは私が小学生の時にコーチから教わった言葉だ。
「いかに相手の裏を取るか、逆を突くか、騙すかがサッカーの面白いところだよ」
私はコーチの家に頻繁に通い、サッカーのビデオを何度も観させてもらったのを覚えている。とりわけ、マラドーナやカントナ、ルイ・コスタの映像を観ては、そのまま公園に行って再現するためにボールと戯れた。
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こうやって小さい頃はサッカーを遊びながら学んだ。
映像で何度も一流選手のプレーを観ていたから、チームの練習でも相手を騙す術は長けていた。しかし、仲間の多くは「騙すってどうやんの?」という感じでピンとこなかった。コーチの家に行って一緒にビデオを観てもピンとくる奴は少なかったのを覚えている。
サッカーで相手を騙すと言ってもイメージしにくかったのだと思う。当時はサッカーの認知度も低く、テレビでサッカーを観る機会はほとんどなかった。
そして当時、仲が良かったバスケ好きの友人とバスケのビデオを観た時に、「バスケも騙し合いじゃん」と感じたのを覚えている。
サッカーもバスケも本質は同じなんですね。
「いかに相手の裏を取るか、逆を突くか、騙すかがサッカーバスケの面白いところだよ」
コーチが言った言葉がそのままバスケにも当てはまることを知った。
こんなエピソードを思い出すきっかけになった映像がこちら↓
分かりやすい「裏」パス。
— かざみ (@kazami0711) 2018年12月21日
サッカーで言う所のインサイドの裏、もしくはアウトサイドでの裏パス。
アウトサイドでの裏パスは以前ブスケツがメッシに出してるのを見たが珍しい蹴り方で、前進方法の1種類。
pic.twitter.com/YVX6Oz8VBE
バスケは人数が少なく、より近距離で観ることができるからとても分かりやすい。
そして手で扱うから比較的再現しやすいことでイメージがしやすいのかもしれない。
サッカーだとこういうプレーになる↓
グティは「インサイドの表→表」が上手な代表的な選手。
— かざみ (@kazami0711) 2017年7月14日
特にパスを出す前の「オープン姿勢」に注目して欲しい。姿勢が良く身体を開き軸足で騙し常に1つ以上のパスコースを保持しているので相手は読みづらい。とても美しい。 pic.twitter.com/Z1fmfkdUIs
そうレアルマドリーにいたグティは相手の裏を取るパスが抜群に上手かった。
しかし、こういうプレーを小学生が観ても分かりにくい。
今回、サッカーもバスケも騙し合いであるという話をしたのは、もしかすると「騙し合い」という表現にまだピンときていない人が多いのでは?と思ったからです。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
コービー・ブライアント 失う勇気 最高の男(ザ・マン)になるためさ! | ||||
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