大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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バスケの育成年代を支配する年配指導者の横暴。「声をあげようにも、協会の中の方々なので、あげる場所もない…」

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サッカー育成年代の理不尽な指導について書くと、サッカー以外のスポーツの方からも連絡をいただくことがあります。

先日、バスケットボールに携わる方から、バスケの育成年代で起こっている現状をDMいただきました。

掲載許可をいただいたので下記にご紹介します。

 

バスケの育成年代を支配する年配指導者

こちらは九州ですが、バスケットボールでも同様、特に年配の先生や指導者に多く、書いてあった事と同じような事がたくさん起こっています。

特にU15の協会の中の要人的な指導者たちの横暴がひどく、勝てば自分の功績、負ければ子どものせい、自チームの接戦になりそうな大切な試合には、自分の教え子を審判に当てたり、ダメだと決めてある暴言や、試合中に相手チーム選手へダメージ与えるような発言なども、その年配の先生の圧からか、なかなかテクニカルを吹かれません。協会の中の方がそれを守れないとは、、、。

その先生方は、自覚がないのだと思います。自分達もそういう環境で育ってきているから、同じ事をしているのかと。私は子どもが幼稚園卒園後に県外から来たので、まだこの地での生活は日が浅いのですが、知り合いが増えるにつれ、色んな話が入ってきており、驚くといいますか、呆れる事ばかりです。試合の組み合わせも、何か毎回違和感があるとも聞きます。怪我をした際休む事にも、精神論で→自分は怪我をしてもやっていた、お前はやれないのか等、それが子どもの為だと本当に思っているのか?今のご時世、この方々は子ども達を憎んでいるとしか思えないようにしか写りませんが、その自覚がないのだと思います。

失敗した際『お前はそうだから、友達にも嫌われるんだ』と言い放った指導者も中学校の先生です。練習試合の対戦相手の先生でしたが、大声だったので聞こえてきて、本当にびっくりしました。詰められていた子どもは泣いていました。

頑張っている子ども達が主役なのに、自分達の感情でそれをコントロールし、試合の雰囲気を台無しにする事など、本当に頻繁に起こっています。自分が指導をやってやっている、と言う昔ながらの雰囲気です。

試合会場等でお会いする際に、他校の保護者とも会話したりしますが、失敗したら詰める、負けたら謝りに行かせられる、暴言は日常、本当なら体育館を使えない試合前の日に体育館を使えるようにしたからお前達は感謝しろ、等と言われたり、、、色々な声が聞かれました。声をあげようにも、協会の中の方々なので、あげる場所もないんですよね。保護者の方々も子どもも諦めと言うかまたか、という感じも受けます。その声をあげても、きっとその声をあげた保護者の子どもが可哀想な目に合うだけでしょう。結果、ミニバスではバスケが大好きだったのに、嫌いになってやめたくなる子どもも見ました。あの方々が協会から居なくならない限り、この地のバスケ界は変わらないだろうなと、私も感じています。

サッカーでも同じなんだとびっくりしました。もちろん、良い先生もいらっしゃいますが。指導者の勝利至上主義に付き合わされ、暴言を吐かれ、子どもの表情がなくなり、眉間にシワをよせながら好きなバスケをしなければならない現状にある子ども達。楽しみに観戦に行くのですが、時々やるせない気持ちになります。

競技種目に関係なく、これは日本の古い教育観がいまだに支配しているという問題なんだなと改めて感じました。

指導者の時間が昭和のまま止まってしまっているように思います。

声をあげようにも、協会の中の方々なので、あげる場所もない

この言葉がとても印象的でした。バスケットボールの育成年代のトップの人たちがこのような価値観というのもとても残念なことですが、JBAのトップの方がしっかりと把握し、動かないと日本のバスケ界の発展は難しくなってしまうように思います。

指導者の誤った指導によって、バスケが嫌いになって辞めてしまう子がいるなんて、絶対になくしていかないといけません。

暴力行為等の通報窓口がありますので、このような問題に苦しんでいる方は下記へ問い合わせしてみてください。

暴力行為等通報窓口通報フォーム | 公益財団法人日本バスケットボール協会

 

下記の記事も壮絶な内容ですが、もしこのようなことが目の前で起こっているのであれば、我々大人にできることはすぐにアクションを起こすことだと思います。

toyokeizai.net

keikun028.hatenadiary.jp

 

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