ロシアW杯で、奇跡の決勝トーナメント進出を果たしたアルゼンチン代表。
チームを救ったのはやはりこの男、リオネル・メッシだった。
アルゼンチン代表という世界のトップレベルの男たちの中でも、メッシはその圧倒的な実力が故に王様だ。
メッシに良いボールが入ればゴールの可能性が上がり、メッシがボールを触れなければチームは危機的状況に陥る。それが今のアルゼンチン代表だ。
メッシの巧さ、凄さは当ブログでこれまで何度も表現してきたけれど、改めて彼のプレーの本質に迫りたい。
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こちらの映像をご覧いただきたい。
メッシに関する秀逸なツイートを引用して、ご紹介したい。
メッシのえげつないドリブル。
— サッカーアナライザー(図解分析ブログ) (@_socceranalyzer) 2018年6月12日
面白いところはまずほぼ左足だけ(左タッチ、右ステップ、左タッチの連続)。特に加速時は足の面ではなくつま先近くで足の柔らかさを利用するから細かくボールに触れる。フェイントは小さい。あと1タッチ小さく入れて相手を食いつかせ、直後に更に角度をつけて抜くとか。 https://t.co/U8lfKUxp36
メッシ 上手いを超越した移動力
メッシと言えばドリブルだ。
ご覧いただいた通り、凄まじいドリブルでディフェンス網を突破していくのだけれど、“ドリブル”という表現よりも、“移動力”という表現を用いた方が適切である。
メッシはボールと共に移動する力がすごいのだ。
上手く移動するために最適な場所にボールを置き、速く、いや、早くボールと体を運ぶ。
余計なタッチはしない。
ボディフェイントで相手の重心を見極めて、ゴールという目的地へ向かうルートを見出す。
メッシの移動力
- 繊細なタッチでありながら移動が速い
- 瞬間的なスピード
- 静から動への移行
- 絶妙なタイミング
センスはタイミングや!と湖国の名将は言ったが、メッシはセンスの塊である。
そして常に自然体であること、野生的であることがメッシの凄さの元だ。
今夜行われるロシアW杯決勝トーナメント初戦、フランス代表相手にどんな戦いを見せるか楽しみだ。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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