こんにちは、フリースタイルフットボーラ―のmasatoです。
僕はクレヨンしんちゃんの街・埼玉県春日部市出身、さいたま市在住の27歳です。
幼少よりサッカーを始め、市立浦和高校サッカー部を経て明治大学政経学部在籍時にフリースタイルフットボールを始めました。
大学卒業後は東証一部上場企業のメーカーで人事として2年間勤務しました。
退職後2016年11月より中米グアテマラで200日間スペイン語を学び、その後は334日間に渡り中南米の14か国をメインに旅をし、世界一周をしました。
現在はフリースタイルフットボールのパフォーマンスや教室に加え、スペイン語・英語・日本語を自在に使いこなすトリリンガル(TOEIC875点・スペイン語検定4級)、講演家、グアテマラ親善大使としても活動をしています。
また、ほぼ毎日ブログを更新して自分の考えを世の中に発信中。
今回は、未来を担う若者に伝えたい事をこの場を借りて書いていこうと思います。
《目次》
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過労死1歩手前の経験からグアテマラへ
新卒として入社し2年間勤務した企業では月に100時間を超える残業を繰り返していました。この2年間はボールを蹴る時間がほとんどありませんでした。
過労がたたり退職前日には病院で点滴を打つほどでした。
この日を境に自分は一度死んだものと考えるようになり、世界で最も治安の悪い地域の一つである中米グアテマラに行き、一からスペイン語を学ぶ決意をしました。
過労死するくらいならバス強盗に銃で撃ち殺されたほうが幸せだと考えたのです。
恐怖心を抱きながらも飛び込んだグアテマラという選択は大正解でした。
見る者を圧倒する色鮮やかな伝統の民族衣装、少しシャイな心優しい人々。
マヤ文明の未知の国との触れ合いは本当に楽しく刺激的でした。
また経済格差と同時に起きる教育格差、不法出入国をする人々、蔓延する政治家の汚職など世界の現実も目の当たりにしました。
そんな環境で200日間スペイン語を学び、子供向けのフリースタイル教室をスペイン語で開催できるほどに語学力を高めました。(僕は過去20か国以上を旅してきましたがグアテマラが断トツでお勧め度ナンバー1の国ですよ。是非行ってみて下さい。)
挫折の連続だった
市立浦和高校サッカー部時代の僕は1秒も公式戦に出場を果たせなかった落ちこぼれでした。当時高校3年生だった2008年11月、チームは12年ぶりの全国高校選手権出場を決めました。
メンバーから落選した僕にとって、埼玉県予選を勝ち進むチームを見るのは本当に辛かった。しかし5年の月日を経て夢にまで見た国立競技場でのプレーが現実のものとなりました。
ラグビー早明戦のオープニングアクトとしてフリースタイルフットボールを披露する機会を頂けました。
自分の技で盛り上がる国立の歓声は今でも鮮明に覚えています。
またほとんどボールを蹴れなかった2年間の会社員時代を経て、グアテマラ女子サッカーリーグで日本人として初めてハーフタイムパフォーマンスをおこなったり、世界各国でストリートパフォーマンスで稼ぎを得たり子供向けリフティング教室を開催しました。
振り返ってみると、僕はフリースタイルフットボールで道を切り拓いてきたのかなと思います。
未来を担う若者に伝えたい3つの事
世界を旅してきた僕から若者世代の皆さんへお願いが3つあります。
①自分の強みや武器を理解し磨いて欲しい
僕はフリースタイルフットボールで世界チャンピオンはおろか日本チャンピオンになるスキルさえありません。
しかし世界の未知の国々に飛び込み、自慢の語学力を交えながら臆せず技を披露することが出来ます。これが僕の最大の強みです。
人生初のパフォーマンスはフリースタイル歴2か月にも関わらず海外(スペイン)だったし、コロンビアでは2,000人の前で未経験の獅子舞を披露したこともあります(笑)
他の誰かと同じ替えの利く量産型ロボット人間には価値のない時代です。皆さんの強みや個性とは何でしょうか?他人とどんな差別化を図りますか?考えてみて下さい。
②行動を起こして欲しい
僕はサッカーからフリースタイルフットボールに転向しました。
会社員を辞めてグアテマラに行きました。世界を旅しながら300人以上の子供に教室を開催してきました。
これらは僕が思い切って行動を起こし続けた結果です。(ただ単純に海外に行けばいいという話ではありませんよ。)
生きる場所を変えることで人生は大きく変わります。
例えばイジメに悩む子供には思い切って場所を変えて欲しい。これも行動です。
イジメが苦で自殺するくらいなら不登校でもいい。
もし苦しい環境に耐えたいなら耐えればいい。しかしそれと同時に心が悲鳴を上げたら場所を変えてもいい。「忍耐がない」などと小言を言われるかも知れませんが、これは逃げではなく幸せになるための一時避難です。
行動を起こし変化し続けた人間にチャンスは巡ってきます。受け身ではなく、能動的に自ら行動を起こすことで人生を切り拓いて欲しい。
③明日死んでも後悔のない生き方をして欲しい
僕は会社員時代に過労死寸前の経験をしました。グアテマラをはじめ南米など治安の悪い国や地域を旅し、常に死の可能性を感じていました。
幼い子供や赤ちゃんまでもが栄養失調や不十分な医療環境のせいで簡単に死んでしまう場面を見たり聞いたりしました。命というのはあっさりと、まるでロウソクの火を吹き消すかのごとくいとも簡単に消えていきます。
我々は大地震など自然災害のリスクが高い日本という国に住んでいます。
誰もが平均寿命まで生きると思い込んでいませんか?
若くして亡くなるなんて自分には無関係だと思っていませんか?
突然大地震に襲われて死んでしまっても悔いのない人生だったといえるでしょうか?
遅かれ早かれ誰もが死にます。親から経済的に独立していない皆さんには少し難しいかも知れませんが、それでも後悔のない生き方をして欲しいです。
現在の日本には明るい話題が少なく閉塞感ばかりが強調されています。
でも僕は違うと思う。
1人1人が、特に皆さんのような若い人たちが「自分の強みを生かして、行動を起こし、後悔のない生き方」をすれば将来は明るいと考えています。
皆さんと一緒に明るい世の中を作っていきたいと僕は思っています。
どこかでお会いできる日を楽しみにしています。
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【世界一周×サッカー】ボール1つで世界を旅してみた - YouTube
サッカーの本質を追求する旅はつづく…