サッカーが上手くなりたければ駆け引き上手にならねばならない。
サッカーは騙し合いであり、相手の裏をいかに突くかを常に考え続けるゲームなのです。
ドリブルすると見せかけて、パスをしてみたり。
パスすると見せかけてシュートしてみたり。
相手をいかに騙し、ゴールに近づくかを常に狙うゲームなのです。
水戸ホーリーホックのブラジル人選手、ジエゴが面白い駆け引きを魅せてくれた。
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水戸ホーリーホックのジエゴに学ぶ、サッカーの駆け引き
ジエゴ「パス&ゴー!!!…すると見wせwかwけwてwww」
— あと (@atmarker1) 2018年4月15日
木 村「どうしよっかなー(チョンチョンヒョイー」
ジエゴ「イニチノサンでココで行くンゴwwwwwwww」
意地悪(絶賛 pic.twitter.com/i3gtLdQrlE
ワンツーすると見せかけて、ストップ…
ここでディフェンダーは「来ないんかい!ホッ」とする。
その「ホッ」とした油断を見逃さずに虚を突く猛ダッシュでディフェンダーを置き去りに。
余裕を持って絶妙なアシストを決めるジエゴ選手の見事な騙し!
サッカーは駆け引きのゲーム
当ブログで何度も何度も駆け引きの重要性を言葉にしてきましたが、この“駆け引き”の面白さが日本サッカーには浸透していません。
少年サッカーの現場に足を運んでも、ボール扱いの上手い選手は増えたけれど、駆け引き上手の選手はむしろ減少しているように感じます。
ボール扱いの上手さよりも、駆け引き上手な選手を
サッカーの本質的な面白さは相手との“駆け引き”なのです。
ボールを上手に扱えることの楽しさは1人でも味わえるけれど、駆け引きは1人で味わうそれの何倍も面白いものです。
この面白さを伝えられる大人が日本には不足しているのです。
ドリブルの上手さ、リフティングの上手さなどは、駆け引きで優位に立つためのものであるはずなのに、目標がそうではなくなってしまうのが日本の特徴なのかもしれない。
とことん追求してフリースタイラーになる。という人もたくさんいるのは悪いことではないけれど、日本人というオタク気質な国民性がそうさせているのかもしれない。
相手がいる駆け引きは苦手だけれど、1人でとことん追求するのが得意な人は多い。
しかし、これは伝え方の問題のような気もする。
ボールが上手に扱えることの喜びよりも、駆け引きの魅力を伝えられないと日本はブラジルやスペインには一生勝つことはできない。
何より日本にサッカーの本質的な面白さを広めたい。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…