写真=Getty Images
浦和レッズで活躍する興梠 慎三選手。
日本代表歴もある優れたサッカー選手である。
フィジカルが飛び抜けて強いわけではなく、スピードで勝負する選手でもない。
しかし、彼のところでボールが収まり、攻撃の起点になる。
そう、サッカーが上手いのだ。天才肌のサッカー選手と言って良いだろう。
先日、テレビで語っていたことが非常に興味深かった。
こちらの映像をご覧ください↓
興梠本人が話す、体の使い方について。
— ジーノでしゅ (@Gino_in_Red) 2019年3月25日
すんっ。
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興梠選手と岩政さんが語る「身体の力が抜けてることの重要性」
興梠
武闘家の方が浦和レッズにきた時にこう言われたんです。「あなたの身体はすごすぎます。こんなに小さいのに、相手とぶつかって、力が抜けてる状態で相手がグラグラになってしまう」って。
岩政
競り合いの時に、身体の力入ってないですよね。
興梠
スンって抜くんです。ガンっていくと痛いんですよ。なのでスンって感じですね。
興梠選手の身体の使い方
武藤 興梠さんの力で浦和レッズの攻撃は成り立っている
— 浦和レッズサポーター (@supporterreds_) 2018年12月17日
森脇 僕にとっては良きパートナー。慎三もそう思ってると思う
長澤 誰にも真似ができないのが、興梠慎三だと思う
茂木 次の動きを予測すると簡単に交わされる
橋岡 誰もが天才と思っている。他のチームの選手に聞いても『天才』と言っている pic.twitter.com/sJHTqgjDkT
ボールの運び方、ボールと共に移動する時、相手のプレスがかかってもボールロストしない。彼のプレーをよく見てみると、球際で上手く力が抜けているように見える。
ヌルッとすり抜けるコツは、スンっと力を抜くことなのかもしれない。
球際の戦いは力が入るもの、しかし上手い選手は力を抜くことができる。
興梠選手のプレーはサッカーが上手くなるためのヒントが詰まっている。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…