大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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親がやりがちな失敗8選|子どものサッカーの関わり方を変える方法

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サッカーは子どもたちの成長に大きな影響を与えるスポーツです。しかし、時には親の“応援”が“干渉”に変わってしまうこともあります。大切なのは、子どもがサッカーを「楽しむ」環境をつくること。

楽しい!もっとやりたい!という気持ちを育みながら、「もっと上手くなりたい」「上手くなると楽しい」「もっともっと…」という子どもの内側から出てくる気持ちを引き出してあげられると、勝手に上手くなっていくものです。

でも、そんなに簡単じゃないんですよね。

親はどうしても熱が入ってしまうものですし、干渉してしまうものです。

ここでは、親が気をつけたいポイントと、ついやりがちな悪い事例を注意ポイントとともに紹介します。

<目次>

 

1. 細かく指示し熱くなってしまう

悪い事例

試合中、ベンチから「もっと走れ!」「パスが遅い!」「なんでそっちに蹴るの!」と絶え間なく声をかけてしまうお父さん。試合が終わると「お前はいつも判断が遅い!」とダメ出しのオンパレード。子どもの顔は次第に曇り、サッカーが楽しいものではなくなっていきます。

注意点

親は監督ではありません。試合中の指示は、子どもの自発的な判断力を奪ってしまいます。試合の後も「楽しかった?」とまずは感想を聞いてあげてください。必要なアドバイスは、本人が求めてきたときだけにしましょう。

最初は、子どもが楽しんでいるか?だけを見てあげてください。

2. 本人より熱くなる

悪い事例

息子がゴールを決めた瞬間、保護者席から「ナイスゴール!」と大声で叫び、隣のお母さんを肩で叩くお父さん。次のプレーで相手チームに得点されると、頭を抱えながら「なんで守れないんだ!」「しっかりやらなきゃ!」と大きなため息。子どもは親の目を気にしながらプレーするようになります。

注意点

子ども以上に熱くなると、子どもは「期待に応えなきゃいけない」とプレッシャーを感じます。応援は大切ですが、感情の爆発は控えめに。大人の冷静さが、子どもの心の安定を支えます。

3. ミスを叱る

悪い事例

試合中のミスを見つけるたびに、試合後の車内で「なんであのときシュート打たなかったの?」と質問攻め。「何回言わせるんだ?」と怒りがこみ上げ、結局30分もお説教タイムに。熱量の高いパパによくあるのですが、これでサッカーやりたくないという子どもを何人か見てきました。

注意点

ミスは子どもの成長の一部です。叱るのではなく、本人に「どうしたら次はうまくいくと思う?」と考えさせましょう。サッカーはトライ&エラーのスポーツです。「失敗は成長の種」という視点を持つことが大切です。

4. 子どもをけなす

悪い事例

「なんであの子、あんな簡単なミスするの?」「11番の子、動きが鈍いな!」と子どもたちの前で平気で話すお父さん。子どもはその影響を受け、試合中に「〇〇、雑魚じゃん」などと発言してしまいます。こういうお父さんに悪気はないのですが、安易な発言には注意が必要です。

注意点

子どもは親の言葉をそのまま吸収します。味方も相手もリスペクトする心を育むことが、フェアプレー精神の基礎です。「みんな頑張ってるね」といったポジティブな声かけを心がけましょう。子どもたちのサッカーにおける大人の関わり方はフィードバックよりフィードフォワードが大切です。

5. 勝利至上主義

悪い事例

「勝たないと夕飯はカレーじゃないぞ」と脅すお父さん。試合後、勝ったときは満面の笑顔で「お前最高だな!」と褒めるが、負けたときは無言のまま帰宅し、子どもに冷たい視線を送ります。

勝てない時、大人がどう振る舞うか、これがかなり重要なポイントです。

負けても悔しさを感じない子どもに対して大人は熱くなってしまうものですが、子どもが悔しさを感じられるようになるためには子どもが夢中になれる必要があります。悔しさを感じられないうちは夢中になれていないということ。

注意点

勝ち負けだけを基準にすると、子どもはプレッシャーに苦しむことになります。勝ったときも負けたときも、努力を認める言葉をかけましょう。「今日のあのプレー、すごく良かったね」と、プレーの中身を評価する姿勢が重要です。

また夢中でやれてるか、勝ちたいと子どもが思えるようにサポートしてあげるのが親の役割でもあります。

6. 褒美を与える

悪い事例

「ゴールを決めたらゲーム買ってあげる」と言ったお父さん。子どもはゴールを狙うことばかりを考え、仲間へのパスを出さなくなります。ゴールを決めた日は大喜びですが、決められなかった日は不機嫌に。

これもよくありますね。ご褒美をめがけてプレーする子を何人も見てきました。

注意点

褒美は一時的なモチベーションになりますが、長期的なやる気を奪います。常にご褒美がないと駄目になってしまいます。努力することそのものを楽しめる環境をつくる方が大切です。「今日は一生懸命走ってたね」といったプロセスを評価し、子どもがご褒美と感じられる体験をさせてあげましょう。

7. 負けたら罰則

悪い事例

「負けたから今日はおやつなし!」と宣言するお母さん。子どもは試合中に「負けたら怒られる…」という不安が頭をよぎり、のびのびとしたプレーができません。

勝利至上主義、ご褒美の話と近いですが、これも注意が必要です。

注意点

負けたときこそ、子どもが一番悔しいのは本人です。そのように子どもの気持ちを引き出させる手段として罰則というのはナンセンスです。

罰を与えると、子どもは「失敗はダメなことだ」と思い込みます。負けたときは、ただ一緒に悔しがってあげるだけで十分です。

失敗なくして人は成長しません。失敗から学べるようにサポートしてあげましょう。

8. 子どもが親の自己実現になっている

悪い事例

「俺は小さい頃にサッカーでレギュラーになれなかった。お前は絶対にエースになるんだ!」と、親の夢を子どもに託すお父さん。毎週末、親のプレッシャーを背負い、子どもは次第に「お父さんのために頑張らなきゃ」と感じ始めます。

注意点

子どものサッカーは、親の自己実現のための舞台ではありません。子どもの目標は子ども自身が決めるべきです。「お前はどうなりたい?」と本人の考えを尊重する会話が大切です。

 


まとめ

サッカーをしている子どもの親が注意すべきことは、つい感情が先走ってしまう“親の欲”を抑えることです。子どもの好奇心を育み、主体性を引き出していくのがコーチや親の役割として認識することから始めましょう。親は最高のサポーターであるべきです。子どもが自分の力で考え、楽しみ、成長していけるよう、冷静で愛情ある“見守り”の姿勢を大切にしていきましょう。

 

この本、サッカーをする親御さんにぜひ読んでほしい本です👇️

サッカーの本ではありませんが、子どもの成長への貢献の仕方が学べる最高の一冊だと思います。

子どもの心のコーチング

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  • 作者:菅原 裕子
  • 出版社:PHP研究所
  • 発売日: 2007年10月

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