大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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イングランドがU7を3人制に!なぜ?その背景に納得

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イングランドサッカー協会(FA)から、非常に興味深い改革の発表があった。

▼FA公式発表より(原文)
“The Football Association (FA) has announced significant changes to grassroots youth football formats starting from the 2026/27 season. Influenced by European youth setups, the new format includes a 3v3 entry format for U7s, replacing the current 5v5 games. This change aims to increase engagement and provide young players with more ball touches.”

▼翻訳と解説:
”イングランドFAは、2026/27シーズンから育成年代の試合形式を大きく変更することを発表しました。
とくにU7(7歳以下)のカテゴリでは、現在の5人制から3人制へと移行する予定です。これは、より多くのプレー機会とボールタッチの確保を狙った改革であり、ヨーロッパ各国の育成トレンドを参考にしたとされています”

この発想は、いわば「子ども中心の設計」に立ち返る動きだと受け取れるのではないだろうか。

▼続く引用(原文):
“The FA aims to improve young players' experiences by increasing ball time, pitch time, and physical activity. Workshops and tools will support coaches, clubs, and leagues in understanding these changes.”

▼翻訳と考察:
”FAは、若年層の選手の体験を改善するために、

ボールに触れる時間(ball time)

ピッチでの活動時間(pitch time)

身体活動の総量(physical activity)

を増やすことを狙いとしており、コーチやクラブへのサポートも同時に展開していくとしています”

引用元:https://www.englandfootball.com/news/2024/Apr/30/new-changes-to-youth-grassroots-formats-20240430

 

つまり「勝敗」や「戦術理解」ではなく、“もっとサッカーをプレーし、感じられる時間”をつくることが、本質的な目的であると捉えていいと思います。

日本の現状との対比

日本では、U7でさえ公式戦に近い“勝ち負け”が存在し、試合中にほとんどボールに触れない子どもがたくさんいるのが現状だと思います。

その背景には、大人の意識(親や指導者)が、

「チームとして勝ちたい」

「目立ってほしい」

「早いうちに上手くなってほしい」

という意図を無自覚に押しつけてしまっていることが多いのではないでしょうか。

 

3人制が生み出す「気づきの場」

人数を減らすということは、一人当たりの責任と自由度が増すということでもあります。

誰かがやってくれるではなく「自分が動かないと始まらない」

受け身ではなく、常に選択と判断を求められる。

だからこそ、自然と考え、プレーの本質を体感できる。

まさに、“学ぶサッカー”から“感じるサッカー”への転換。

この設計は、私はとても共感します。

もちろん、力の差が大きくならないように配慮する必要は当然あります。

 

とはいえ、懸念もある

イングランド国内でも以下のような懸念の声は出ています。

  • チーム人数が減ることで出場機会を失う子も出るのではないか
  • 保護者や指導者の混乱や反発が予想される
  • 「団体競技としての社会性」はどう確保するのか?

これらも非常に重要な視点です。しかし、これらは「丁寧な移行支援と現場の理解」があればカバーできる領域でもあります。

FAがワークショップや教育ツールの提供を同時に発表しているのは、まさにそのためなのではないかと思います。

日本の育成年代でも、
「もっとボールに触れる」「もっとプレーできる」環境を整えることはできないだろうか。

子どもたちは、

今、どれだけ自由にピッチで表現できているだろう?

本当に“自分のプレー”としてサッカーを楽しめているだろうか?

それとも、誰かの期待や指示をなぞるだけの存在になっていないか?

 

サッカーが習い事化されつつある現在、そんな枠組みの中でも子どもたちにサッカーを楽しんでもらう設計は模索し続けていきたいと改めて思いました。

 

keikun028.hatenadiary.jp

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