篠原 信さんのnoteが毎回とても学びが多く、よく読んでいるのですが、サッカーの育成年代にも当てはまる話がとても多いので、ご紹介させていただきたいと思います。
こちらのnote↓一部を引用させていただきご紹介させてください。
「宿題はやったの?」「そろそろ勉強しなきゃいけないんじゃないの?」と、子どもの先回りをする親御さんは多い。そして先回りされた子どもは、意欲を失うことが多い。言われたからやる、という格好になるとやらされ感(受動感)が強くなり、つまらなくなる。
ジュニアサッカーの現場でも、先回りして教えてしまう光景を目にすることがあります。でもやはりこの記事の通りで、やらされ感がでちゃうし、なにより子供が自分で気がつく面白さを得られないことで興味を失ってしまうことが多いと思います。
子育てのゴールは「私がいなくても」なのかもしれない。いずれ先立つ親の自分がいなくなっても、赤の他人だらけの「第三者の海」に飛び込んで、泳いでいける人間に成長するように。子育てでは、常に自分がいなくなることを想定しながら、という思考が必要なのかもしれない。
これはサッカーの指導も同じだなと思いました。目まぐるしく状況が変化する試合の中で、常に監督の指示を聞きながら言われたことを実行しつづけるというのは不可能なことです。ピッチに立ったら、自分で判断してプレーし続けることが大事です。
その為には、言われたことを忠実に守れるように指導するのではなく、自分で感じて判断してプレーできるように指導しなければなりません。
当然、親の手、指導者の手が必要な時間もあります。でも、自律することをゴールとするならば、手が離れるようにしていく必要があります。
子どもをサッカー好きにさせ、上手くさせて、自律させる。その為に、手をかけすぎず、よく観察し、見守ること。適切なタイミングで、適切なコーチングをすること。
なかなか難しくて、とても面白いのが育成年代の指導なんですね。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…