デネルというブラジル人をご存知だろうか?
ロナウジーニョやロビーニョも憧れたブラジルの伝説のサッカー選手だ。
凄まじい才能を持ちながらも、1994年に交通事故でこの世を去った天才サッカー選手…
デネル・アウグスト・デ・ソウザ。
当時、デネルの圧倒的なテクニックはブラジルNo. 1と言われ、多くの人々を魅了したのだという。
私は彼のプレーをはじめて見たとき、背中がゾクゾクした。
「上手い」を超越した表現を目にするとゾクゾクするのだ。
サッカーを愛する者ならば、彼の圧倒的な才能をその目に焼き付けておくべきだろう。
変幻自在なリズム、魔法のようなボールタッチ
変幻自在なリズム、緩急のあるドリブルは動きの先を読ませない。
ボールとともに移動するデネルを止める術は反則しかなった…
それほどサッカーに愛された類い稀な才能を持っていたのだ。
野生動物のようなしなやかさ
上手さ、速さ、リズム… 教科書を見て学んではこのような表現は生まれない。
自分の内側から湧き出る感覚、イメージをピッチで実現するためにどうあるべきかを大切にしているのだ。
デネルのプレーは野生的で、自然の理にかなっているように感じる。
サッカーは習い事じゃない。
自然を感じ、野生から学び、自分の感覚に忠実であれ。
常識を疑え、世間体を気にしていては何も生み出せない。
サッカーというゲームに正解はない。
正解は自分で見いだすこと。
ただし、サッカーはチームでプレーするもの。
自分とは異なる感覚を持つ仲間をリスペクトすること。
チームメイトも相手チームも。
デネルのプレーを見よ。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…