オランダのドリブラーといえば、この人だろう!
ドイツのバイエルンミュンヘンで活躍するアリエン・ロッペン。
独特のリズム、ステップで切り込むドリブルを止められるディフェンダーはいない。
ロッペンのドリブルは、どこへ向かうか分かっているのに止められないのだ。
彼はエラシコやシザースを多用することはない。
なぜ、ロッペンのドリブルは止められないのだろうか?
その秘密を紐解いていきたい。
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ロッペンのドリブルの凄さ
ロッペン選手の見事なドリブルからのシュートシーン。
— 奥村正樹(スポーツトレーナー/physiotherapist) (@Masa19901) 2019年2月17日
何が凄いってドリブル中の重心の位置の高さと、頭の位置がほとんど同じ高さでブレないこと。
その位置がキープできるからこそ、シュート時に股関節を振り抜けて強烈なシュートが打てる、腰の捻りがきくんだろうな。
参照元(@Bundesliga_EN ) pic.twitter.com/dAiaT4gvyn
奥村氏の考察でもわかるように、重心の高さと頭の位置がほとんどブレない。
一流の選手に共通する部分だけれど、ロッペンほどこれがわかりやすい選手はいない。
変幻自在の高速ドリブルができる理由の一つである。
2対1の場面でのロッペンのドリブル。相手に正対して、ドリブルを開始するが、途中でターゲットを変える。正対する相手を変える事で、最初のDFを無効化。2対1がいつのまにか1対1の構図に。相手は2人いるので、対応が曖昧にもなる。 pic.twitter.com/wJNK3aw7T7
— トカシ (@saiomji) 2018年9月17日
誰にも止めらない!
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年5月15日
壮絶な打ち合いに終止符を打ったのは #ロッベン のドリブル。#バイエルン が95分に決勝弾を決め、5-4で #ライプツィヒ との激闘を制した。#ブンデスリーガ の見逃し配信を観るなら https://t.co/u4BaoHt81Q で。 pic.twitter.com/Qov85UGUt4
リズムと緩急、ボールタッチの質が独特なのだ。それ故、ディフェンダーは奪うタイミングが掴めない。
ロッペンのドリブルの秘訣は股関節のバネの力?
ロッペン選手のあの爆発的なスピードはやっぱり股関節のバネの力が凄いから!?
— 奥村正樹(スポーツトレーナー/physiotherapist) (@Masa19901) 2018年8月12日
隣の選手と比べるとしゃがんだ時、そして戻る時のバネが全然違う。
そして、片足ジャンプからピタッと止まれる十分なお尻の筋力。
そりゃ、あのカットインからズドンと打てますよね、、、と納得したシーンでした。 pic.twitter.com/uXvIC5c73M
これは奥村氏の仮説だが、この映像を見るとバネの強さ、あのドリブルに必要な筋力が見えてくる。トレーニングの映像はヒントになる。
ロッペンのようなドリブラーが日本にも現れる日が来るのだろうか。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…