ドイツ代表のレロイ・サネ。
弱冠22歳、若くして世界のトップトップで輝きを放つ才能の秘密を紐解いていきたい。
しなやかな動き、柔らかいボールタッチ、ディフェンダーを置き去りにする圧倒的なスピード。
ウィキペディアでサネを調べてみたところ、驚きの発見があった。
父親は元サッカー選手でセネガル代表でもプレーしたスレイマン・サネ。母親のレギーナ・ヴェーバーはかつて新体操の選手であり、ロサンゼルスオリンピックで新体操個人総合の銅メダルを獲得した
Wikipedia参照
両親の経歴を知るとサネの圧倒的な才能も理解できる。
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さて、そんなサネのドリブルの姿勢に注目したのがスポーツトレーナーの奥村さんだ。
サネの姿勢の美しさ、腕の使い方
サネ選手のドリブルの際の上半身の姿勢の美しさ、腕の使い方は本当に素晴らしい。
— 奥村正樹(スポーツトレーナー/physiotherapist) (@Masa19901) 2018年9月4日
切り返しの際には腕を上手に使って(振り上げて)乱れた身体のバランスを整える。
でも、何よりも素晴らしいのは後ろから来る相手の胸部にスッと腕を入れてのブロックする腕の使い方はまさにお手本。 pic.twitter.com/yndhzi8aBB
ボールとともに移動する技術。
これを紐解いていくと、サッカーが上手いとは何だろうか?
ドリブルが上手いとは何だろうか?と考えざるを得ない。
ボールタッチが上手いだけでは、ドリブルが上手いとは言えないし、サッカーが上手いとは当然言えない。
サッカーは相手なしには語れないのです。
相手をいかに出し抜き、ゴールに至るかを競うゲームなのです。
身体のすべてを上手く使って相手を凌駕しなければならない。
サネのこのドリブルは多くが詰まっている。
フィジカルに優れた相手がいる中で、ボールとともに移動するためには上半身の姿勢を保つことが大切で、そのためには腕を上手く使ってバランスを取らなければならない。
そして、腕の使い方はそれだけではなく、相手が寄せてくる角度を感じながら上手く腕でブロックしている。
腕の使い方に関しては、ヤマザル伝道師さんのつぶやきも参考にしていただきたい。
さっき説明した背負いに対するDFだけど、やっぱりトッププロは手を積極的に使っている。
— ヤマザル伝道師 (@yamataku0807) 2018年9月5日
1相手を距離をとり反転でかわされないため
2手を使って動きの制限と意図的な方向付け
3相手の前に入ってボールを奪うため
でも手は添える程度じゃないとファールを取られる可能性があるから注意 pic.twitter.com/nLOYDkAca5
身体を上手く使えること。
ボールタッチの技術や、ドリブルだけに捉われず、身体を上手に運用することを意識してトレーニングすることが大切なのだと思います。
レロイ・サネのプレーまとめ↓
Leroy Sane somehow left out of Germany’s WC roster this morning! Was a decision between Brandt & Sane 👀🤥
— DMV Soccer (@DMVSoccer96) 2018年6月4日
17/18 stats:
Julian Brandt:
- 8 Goals
- 3 Assists
- 33 Successful Take-Ons
Leroy Sane:
- 14 Goals
- 17 Assists
- 112 Successful Take-Ons
pic.twitter.com/MMhChSUov5
サッカーの本質を追求する旅はつづく…