セリエAで再復活を果たした、超名門クラブのインテルで一際輝きを放っているストライカー、ラウタロ・マルティネスを知っているだろうか?
体の強さと豪快さに加え、ポジショニングセンスが抜群で、テクニック、パワー、インテリジェンスが揃った選手である。「アグエロ」と「スアレス」を足して2で割ったような化け物だ。
そんなマルティネス。キャリアのスタートはCBだったそうだ。CBを経験しているからこそディフェンダーにとって嫌なプレーをすることができるのかもしれない。
ラウタロ・マルティネスのプレーをご覧いただきたい。
どんな形からも点が取れる最高の現代型ストライカー
#TNTSports | Pase al área del Pulpo González, Lautaro Martínez que se lleva al defensor y con un toque de zurda cierra la goleada de Racing
— TNT Sports LA (@TNTSportsLA) 2018年3月18日
#Racing 🆚 #Patronato pic.twitter.com/24HQAUaWKx
FWは味方にボールがあるときは常にゴール狙う姿勢を持っている必要がある。
優先順位はまず「ゴール」だ。
It's a stunner from Lautaro Martinez as he nets the only goal in Inter's victory over Atletico Madrid in the #ICC! 😍 pic.twitter.com/ZEBLd757VE
— Goal (@goal) 2018年8月11日
自分がゴールできる場所に向かうということ。
「常にそこにいる」じゃダメなんだ。簡単に点を取るためにゴールへの道を開いていく必要がある。
Preparen, apunten, fuego... Lautaro Martínez y un bombazo al ángulo ante Guinea en el Mundial Sub 20. 🚀☄️🇦🇷 pic.twitter.com/waTxLnqTwB
— Ataque Futbolero (@AtaqueFutbolero) 2019年1月21日
どんなボールが来ても自分のものにしてしまう身体操作の技術と「自分が決める」という強い気持ち。
Lautaro Martinez wanted to celebrate the other way but remembered that Jesse Lingard ignored Lukaku and he has never scored since 😂😂 pic.twitter.com/LY7oOOW0Mo
— James Julius Julu (@JamesJulu) 2019年11月27日
ルカクにピンポイントのロングパスを送り、そこからゴールできるポジションへ一直線。ルカクのプレーも秀逸だが、自らチャンスメイクして自ら決めることができるストライカーはなかなかいない。
ゴールを決めるために大切なことは、ボールに合わせることではない。まず、自分がシュートを打てるポジションにつくこと。そして、そこにボールを呼び込むのだ。
南米人特有の遊び心も持ち合わせる
Pega aí essa caneta +18 do Lautaro Martínez. 🔥🇦🇷⚽ pic.twitter.com/qbTg6OOabM
— FUT DEPRÊ (@oFutebol_depre) 2018年5月4日
一瞬の閃き、即興とはこのようなプレーのことをいう。
頭で考えてプレーをしようとするほど、相手の裏をとるプレーはできなくなる。大切なのは考えることよりも、感じることを大切にプレーすること。
プレー集をご覧あれ!
これはいいプレー集
— まさ🙅♂️ラウカク最強最高 (@soccer520MASA) 2019年7月5日
LAUTARO MARTINEZ • Argentinian Beast • Full Season Show • 2019ᴴᴰ https://t.co/OjzM5V1aB4 @YouTubeより
ポストプレーもできる。囮にもなれる。裏でも、足元でもボールを受けれる。ボールを運ぶこともできて、キープすることもできる。ゴールも決めれて、アシストもできる。
そんな超現代型FWのマルティネスは、間違いなくフェノメノになる才能を持った若手FWだ。そんなマルティネスに是非注目していただきたい。
ライタープロフィール
佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、今年からスペインに移籍してプレー。