大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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アルゼンチンの新星マヌエル・ランシーニの巧さの秘密

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マヌエル・ランシーニをご存知だろうか。

イングランドプレミアリーグウェストハムで10番を背負っているアルゼンチン人だ。
今夏開催されるロシアワールドカップでのアルゼンチン代表メンバーにあのイカルディペロッティパプ・ゴメスを押しのけてメンバーに入るほどの実力者だ。

 

ポジションはトップ下であるが、セカンドストライカーと左右のウイングもこなせる器用な選手。

身長170cm,体重66kgと小柄な体格から繰り出されるプレーは強烈だ。


ランシーニのルーツはイタリアにある。
アルゼンチンにはイタリアからの移民が多く、他の代表選手にもメッシ、ディバラ、ビグリア、マスケラーノなど数多くのクラックがイタリアにルーツを持っている。

今回ワールドカップに出ることのできないイタリアでは母国の代わりにアルゼンチンを応援する人が多いのではないだろうか。


さて、そんなランシーニの巧さの秘密を紐解いていきたい。 

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小さなスキマを切り裂くドリブル

 

小さいけれどダイナミックなドリブル 

 

ゴールへの推進力


ランシーニは相手が近くにいても焦らない。
相手を感じる力が優れているというのと、やはり相手をよく見ている。
小さなスキマがあれば、自らドリブルで切り開いてチャンスを作ってしまう。

ボールを相手に晒しながらゆったりとドリブル、相手が奪いに来た瞬間に一気に加速して剥がす、右に行くと見せかけて逆をつく、ボールを晒してここぞのタイミングで突破する。

ランシーニのドリブルはバリエーションが豊富だ。アルゼンチン人選手特有の力強さがある。

相手が近くてもやれること、狭いスペースで相手との駆け引きで優位に立てること。ゴールへの推進力はやはり世界で活躍するアタッカーの必須条件だ。

 

正確なロングパス

 

常にゴールに一番近い選択をする

 

早く判断し、速く正確にパスを供給する

 

流れの中で最適なタイミングでの正確なパス

 

ワンステップで決定的なロングパス

 

ランシーニはまずゴールに繋がるプレーを選択する。
どれだけうまくてもゴールに繋がるプレーができないと意味がないのだ。
前線にスペースがなければ下がってボールを受けて、正確なロングパスでチャンスを演出してしまう。
キックの質も最高だ。
味方の動き出しを一瞬たりとも見逃さない。


現代サッカーでは希少種となったが、古典的な10番タイプの選手でありながら、タフさも兼ね備えている。

 

シュートの精度

 

強烈なミドルシュート

 

プレスを受けながらも正確なパスを供給

 

シュートセンス!フリーキックのクオリティ

 

しなやかに身体を使い、強烈でさらに精度の高いシュートを両足で蹴ることができる。余計な力が入らないがゆえに、身体のエネルギーを無駄なくボールにつたえることができるのだろうか。

身体をゴムのようにしならせて全身でボールに力を伝えている。
ワールドカップでの大方の予想はベンチスタートだが、途中からの出場でも充分に相手の脅威となる目の離せない選手である。

 


マヌエル・ランシーニに注目だ。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、今年からスペインに移籍してプレー。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter

 

ぜひ、佐藤選手のチャレンジを応援しましょう!

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サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

keikun028.hatenadiary.jp