大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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マウロ・イカルディの魅力|インテルの必殺仕事人の真髄を見よ

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写真=Getty Images

マウロ・イカルディ。
セリエAのインテルに所属するアルゼンチン代表FWだ。

イカルディの特徴は、"できることしかしない"ことだ。

相手を切り裂くようなドリブルも、華麗なテクニックもしない。

試合中にボールにタッチする回数も多くない。

しかし、ゴールを決める。

 

自分がどこにいればゴールを決められるのかを理解しているのだ。

イカルディは相手のマークを外す天才だ。

圧倒的な存在感があるにも関わらず、自分の気配を消しフリーになる。

そしてあらかじめ空けておいたスペースに侵入し簡単にゴールを決める。

現代サッカーでは希少種となったフィリッポ・インザーギのような典型的な9番タイプの選手だ。

そんな絶滅危惧種のスタイルを貫きながらも活躍するイカルディのプレーを見てみよう。

ボールが来る場所を的確に予測する力


なぜそこにイカルディが…

FWであるにも関わらず、中盤の選手のようなポジショニングからゴールを奪う。
ゴールの近くに位置取ることは必ずしもゴールを取れることと結びつかない。

これぞ嗅覚!

イカルディは相手を観察する力に優れている。
ゴールを決めるために生まれてきた男なのである。

ゴールを奪う前の動き

 

相手を観察するということ。

相手との駆け引きが重要なのだ。

自分が行きたいスペースをギリギリまで空けておき、そこで決めるために計算して動いている事がよくわかる。

 

相手から消えるイカルディ

相手が自分から目を離したその瞬間に相手から消える。
それがイカルディの最大の武器だ。
イカルディは自分の気配を出したり消したりするのが抜群にうまい。
僕自身イタリア、スペインでプレーしていた時にコーチから「FWはいいプレーなんてしなくていいから、ゴールを決めろ」そう言われた。


きっとイカルディも小さい頃にそう言われて育ったのではないだろうか。
いいプレーをするよりゴールを決める。

それを体現し続ける必殺仕事人、マウロ・イカルディは魅力溢れるストライカーだ。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、今年からスペインに移籍してプレー。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

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