大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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サッカーを指導する人へ 〜グアルディオラが贈る言葉〜

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世界のサッカーのトレンドを作り出すイノベーター、ペップ・グアルディオラ

サッカーを愛する男なら誰しも彼の言葉、立ち振る舞いに注目するだろう。 

今回ご紹介するのはグアルディオラが語った指導をする上で大切にしていること、です。

この素晴らしい動画を翻訳してくれた@fantaglandistaさんのTweetよりご紹介させていただきます。

 

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指導者が大切にすべきこと

全てに計画を立てる理由は、選手たちがより良くなるためだ。

それが第一で唯一の理由だよ。

私は、いつもシャツの裏にあるものを見ようとしている。

選手であろうとスタッフであろうとね。

シャツを脱げば皆人間なんだよ。

誰であってもね。

そして、その人の本質に近づかなければならない。

もしその人からベストを引き出せなければ、成功することなんてありえない。

誰にも同じように働きかけるかって?

ノー。

ときにはある選手にディナーを奢る必要があるが、それ以外の選手に奢る必要はない。

ある選手と話さなければいけない話題もあるが、他の選手には他のことを話す。

監督業で素晴らしいのは、人を見つけて育てること、そして、人々と目標を達成すること…

他には、責任感のある人たちにアドバイスを与えること。

彼らは直感のままに進めるし、決して躓くことがない。

過去の経験と知識は常に大切にすべきだ。

どうすればいいか分かりやすく教えてくれるからね。

しかし、決断を下さなければいけない時も度々ある。

誰といるときでも、いつでもそれは起こりうる。

そんなときには直感が導いてくれる。

今日のやり方と明日やるやり方は違う。

私が「ある選手にはあることを、その他の選手にはその他のことを」と言った理由は、状況はどれも異なるからだよ。

直感があれば、それを切り抜けられる。

現実を見つめて、繰り返し見つめるんだ。

そうすれば選手達はもっとよくなる。

誰もが心地よく感じられるいい雰囲気を作れば、選手達はやりやすくなる。

そして、必要な数だけ失敗させるんだ。

何回も何回もね。

そうしなければ良くなることはないから。

私はいつもこう信じているよ。

選手達はいつも上達しようとしていると。

誰でも上手くいかなければ、苦しいと思う。

だから人々を育てる人が、人々を引っ張る人がいるのかもしればいね。

自覚しなければいけないのは、物事が上手くいかなければ、それは監督の責任だということ。

もし計画通りに進まなければ、どこかが間違っていたんだ。

何故そうなったのか突き止めなければいけない。

理由をね。

そしてこんな言い訳は絶対に許されない。

「選手達がやりたがらなかったから、選手達が無関心だったから、見合ったお金を稼いでいないから、ゴールが足りなかったから、選手が悪い」

違う、選手達は力を出し切ったんだ。

全ては選手達に日々、才能があることを教えるためだよ。

 

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

keikun028.hatenadiary.jp

ペップ・グアルディオラはすべてをさらけ出し表現するアーティストだ 

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