ダヴィド・ルイスといえば、イングランドプレミアリーグのチェルシーに所属する元ブラジル代表のセンターバックだ。
先日、横浜で行われた対川崎フロンターレとの一戦でも先発出場し、圧巻のパフォーマンスを魅せた。
ディフェンダーとは思えない足元の技術、抜群の視野の広さが魅力の一つである。
最終ラインから繰り出される精度の高いロングフィード、空中戦の強さは世界トップレベル、そして相手ゴールキーパーの想像を超えるロングシュートを度々ぶちこんでしまう規格外の男だ。
魂を込めてプレーし、自分を120%表現する姿は見る者に勇気を与える。
そして彼の魅力はフットボール以外の面にもある。
ファン、サポーターをとても大切にし、いつも笑顔で振る舞う。
そして時には冗談を言って周りを楽しませたり、悲しいときには涙も見せたりする。
自分を抑えることなく、常に自分の感情を表現するところが彼の魅力だ。
そんなダヴィド・ルイスのプレーをご覧いただきたい。
超一流の観察力、そして正解なロングパス!
【ダヴィドルイス】正確なロングパス動画#チェルシー pic.twitter.com/Em4sApDNk6
— soccer movie (@soccerhighligh7) September 21, 2016
ブラジル vs アメリカ
— FootballMovie (@JLeagueChant) February 23, 2016
ダヴィド・ルイスのロングフィードの正確さ!
あえてDFが来るのを待ってファウルを誘うネイマール!
けど、このブラジルでさえ、ブラジルW杯のように大差で負けることもある。これだからこそサッカーはおもしろい! pic.twitter.com/hkjKzizebP
先制点の起点となったダヴィドルイスのロングパスヤバすぎだろ。自陣ゴール近くから一発であそこに通すのかよ。 pic.twitter.com/nC3ry5RPWT
— Shizuoka Brain (@gorilla_soccer) December 9, 2018
見ての通り、ゴールに向かうフォワードのスペースを認知してから、ロングパスを送るというアクションが早い。
そしてファーストチョイスは、常にゴールに近い選手であるということ。
フットボールはゴールを攻めて、ゴールを守る遊びだ。
彼はボールが来る前から常に前線の選手の状態を観察しながら、自分がアクションを起こしたらどうなるかを想像している。
優れたパスの出し手になるにはダヴィド・ルイスのように未来をイメージしてプレーする力が求められる。
魂を込めてプレーするということ
このダビド・ルイスの後から出てくる感じ救世主感半端ない pic.twitter.com/90zXM7JXZL
— ほっともった (@hotmota_pes) May 10, 2019
技術どうこうより、まずは魂を込めてプレーすることが何より大切なのだ。
相手にゴールを絶対に決めさせたくないという気持ちをプレーにのせること。
フットボールは自分のすべてを出し切ること、表現することが求められるのだ。
ディフェンダーなのに規格外の得点力
ダビド・ルイス https://t.co/b5ggjwaGVX
— レジェンド達のサッカー動画 (@soccerlovedouga) May 4, 2019
ゴールを守ってゴールを決める。
ビルドアップから最後のゴールを奪うゴールを奪うところまでを自分で完結できてしまう。
リヴァプールVSチェルシー
— Live football (@foot14live39) January 31, 2017
1ー1
ダビド・ルイス フリーキック pic.twitter.com/ZensCEW5LU
ダビド・ルイスの超絶FK!!pic.twitter.com/nX9cCX91Ng
— CHELS/CREAM (@mizunoshingo) May 12, 2015
この位置から迷うことなくゴールを狙い、決めてしまう。
そして喜びを爆発させる。
彼はフットボールをより情熱的に見せてくれる。見る者の感情を大きく動かしてくれる影響力の強い選手である。
多くのサポーターから愛されるパーソナリティー
Man Utd 1-1 Chelsea
— Terry Komatsu (@terry_komatsu) April 30, 2019
試合後、アウェイまで駆けつけたチェルシーサポーターに挨拶に来た。お礼にファンにシャツを渡そうとする。だが、警備員が止める。それでも渡したいと主張し続けると、奥から責任者が来た。
いつもこれ以上はないほどファンを大切にする。だから我々はダビド・ルイスが好きだ。 pic.twitter.com/cypW8up3G8
試合終了後、アウェーの地まで駆けつけたサポーターに1人で挨拶しに行くルイス、警備員に止められても、サポーターにユニフォームを渡したいんだと警備員と交渉し、ユニフォームをプレゼントする愛に溢れる選手なのだ。
彼がファン、サポーター、チームメイトから愛される理由が良く分かる。
これからもダヴィド・ルイスに注目していただきたい。
ライタープロフィール
佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、その後スペインに移籍してプレー。現在は日本でイタリア語、スペイン語の通訳として活動中。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…