アルゼンチンの伝説のストライカー、ガブリエル・バティストゥータ。
この男に憧れたサッカーファンは多いのではないだろうか?
フィオレンティーナ、ローマ、インテルという当時のビッグクラブに所属し、アルゼンチン代表としても大活躍したプレーヤーである。
少年時代はサッカーよりもバスケットに興味があり、17歳にしてやっと本格的にサッカー選手に転向したという異色の経歴を持つ。
トレードマークだった長髪を靡かせながら、様々な形でゴールを奪う姿はインパクト絶大。ゴール付近でバティストゥータにボールが渡った瞬間に、勝負ありだった。
そんな、バティストゥータのプレーを振り返ってみよう。
常にゴールを狙う準備をする
2000 - Gabriel Batistuta vs Manchester United@GBatistutaOK @acffiorentinapic.twitter.com/q64cCR0Dbk
— Futbol Lokali © (@futbollokali) 2020年4月26日
A REMINDER:
— Football Remind (@FootballRemind) 2020年4月29日
Gabriel Batistuta completes a hat-trick against Udinese in 1997 with a sublime bicycle kick!
What a striker! 👏🟣pic.twitter.com/ReVFEd7zU0
自分がどこにいても、ゴールを狙える準備をしているのがわかる。
FWがすべき最大の仕事は「ゴール」である。
バティストゥータは、自分がピッチのどこにいるのか、ゴールはどこにあるのかを常に把握していた。そして、ゴールを決める準備をしていたのである。
目的地と自分の位置を把握し、準備し続けることがゴールへの近道となる。
シュートレンジの広さとバリエーション
ミドルシュートに、FK、ヘディングシュート、こぼれ球というシュートレンジの広さ。
パワーシュートやコントロールシュート、そしてループというシュートのバリエーションの豊富さで常に観客を驚かせていた。
ゴールの形を見ると、とても一人の選手とは思えないほどのパターンの多さである。
ペナルティーエリア内でも、ゴールより遠い位置からでもゴールを狙う。
「FWはゴールを奪ってこそ価値がある」ということを再確認させてくれる選手である。
バティストゥータはストライカーの本分を僕たちに教えてくれる。
先日、彼が講演会で話していた翻訳して内容をまとめたので、興味があったら是非読んでいただきたい。