大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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アレックス・サンドロの魅力に迫る 〜ブラジル代表とユベントスの超攻撃的サイドバック〜

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写真=Getty Images

アレックス・サンドロ。

イタリア王者のユベントスで左サイドバックの定位置を獲得し、ブラジル代表でもコンスタントに召集されている180cmの大型サイドバックだ。

このアレックス・サンドロの魅力は、「すべての能力が高い」ことだ。

現代のサイドバックは能力が高くないと務まらない。彼を見ているとそんな風に感じる選手である。

そのスピードとパワーで対峙する相手WGを抑えたかと思うと、本職がWGの選手かと思ってしまうぐらいのドリブル突破を見せ、テクニックも高く、パス精度やクロスの精度も申し分ない。

まさになんでも出来る「現代型SB」である。

 

ポジショニング、間合いの詰め方とボールにアタックするタイミング

 

相手がメッシということもあるが、抜かれないようにちょっと遠いくらいの間合いからスタートし、じわじわと間合いを詰めカットインのタイミングでボールにアタックする。

いつ寄せるか、そのタイミングが重要であることがわかる。

2つ目のプレーは自分の背後に相手が走ると、ボールにアタックに行かず、その選手を見るという当然だが、守備の原則を守れる。安定したディフェンスをするにはこのような冷静な判断が出来る選手でなければならない。

 

攻撃力とテクニックが魅力のサイドバック

 

 

力強くテクニカルで、ブラジル人特有のしなやかさも兼ね備えている。

上半身がすごく柔らかいのがわかる。

相手に寄せられてもグイッと相手の前に入り、体制が崩れかけてもなんとかしてしまう。

強いだけじゃダメなんだと。柔らかさも兼ね備えないと世界のトップではプレーできない。 

何度も、自慢のクロスでチムのチャンスを演出する

 

相手にとって危険なゾーンに何度もクロスを入れるキックの精度。

 

 

キックフォームが整っていて、全く力が入っていない。

すごいやつらは「自分の形」を持っている。

そして、最高のパフォーマンスを発揮するには柔らかくある必要があるのだ。

踏ん張る=強さを発揮できる。ではないということをよく理解しないといけない。

 

サンドロは全ての能力が高い。

戦術理解、スピード、パワー、テクニック、キック精度、攻撃力。

一つの武器だけでは勝負できない。

これからどんな選手になるか目が離せない選手の一人である。

アレックス・サンドロに注目していただきたい。

 

ライタープロフィール

佐藤 靖晟 21歳
高校卒業後イタリアに渡り1シーズン半、その後スペインに移籍してプレー。現在は日本でイタリア語、スペイン語の通訳として活動中。

佐藤 靖晟 (@92670731) | Twitter

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

keikun028.hatenadiary.jp