ロシアW杯決勝トーナメント一回戦、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガル代表相手に無慈悲なゴールを叩き込んだエディソン・カバーニ。
前半7分、ウルグアイ代表が先制ゴール⚽️
— DOBN (@_DOBOON_) 2018年6月30日
カバーニ→逆サイドのスアレス→折り返してカバーニ弾 pic.twitter.com/ObWTbVUuIb
やっぱり🇫🇷#フランス - #アルゼンチン🇦🇷の試合と同じで激しい試合だ‼️#カバーニ が2点目‼️#worldcup#ワールドカップ#ロシアW杯#カバーニ#ウルグアイ pic.twitter.com/4Gt2XPWp4A
— 宮内郷揮@ドクターストレッチ自由が丘 (@acm0021) 2018年6月30日
ウルグアイ代表のストライカーであり、パリ・サンジェルマンで活躍するエディソン・カバーニのプレーを紐解いていきたい。
ウルグアイ代表ではルイス・スアレスと共に圧倒的な脅威となり、パリ・サンジェルマンではネイマール、エムバペと共に世界トップレベルの攻撃を魅せている。
※サッカー選手を目指す子供達にも参考になるように動画を分かりやすく入れました。
関連記事:ルイス・スアレスが世界最高のストライカーである理由
カバーニの並外れたゴールへの嗅覚
ディフェンダーとキーパーの動きを見ながらボールの行方を予測し、ここぞというタイミングでかっさらいゴールへ流し込む。狡猾な野生動物のようなストライカーだ。
無慈悲なバイシクル
一見不可解なカバーニのポジションどりだが…
よく見ると、クロスに対してディフェンダーがキーパーへ頭でパスするためのコースを瞬時に切っている。少なからずそんなカバーニの動きに戸惑ったディフェンダーが処理を誤ってカバーニの元にボールが溢れた。しかし、ゴールを背にしてシュートをするにはバイシクルしか選択肢はない。それもゴールから遠ざかりながら…
パリ・サンジェルマンで不動のストライカーとして君臨するカバーニ。フランスのリーグアンという欧州ではちょっとレベルが下がるリーグで飛び抜けた戦力を有するクラブにおいて、ゴールを量産することなど訳もないこと… と何人かのサッカーフリークは言うけれど、カバーニは相手がバルセロナだろうがバイエルンだろうが結果を残してきた。
世界最恐のストライカーとしてゴールへの嗅覚が並外れているということだ。
ボールがどこに出てくるか、どこにこぼれ出るかを瞬時に見出して動き出すことができる。世界トップレベルで常にこの能力を発揮することができるのは少ない。
圧倒的なフィジカル
184cmの大きい骨格。スピードもパワーも並外れている。
両足から繰り出されるシュートはキーパーも反応しきれないほどの威力があり、全身をしならせてインパクトさせるヘディングも凄まじい。
最恐のゴールハンターカバーニ
ゴール前の圧倒的な存在感。
強い、速い、巧い、エグい。四拍子揃った最恐のゴールハンターはゴールを量産し続ける。
ネイマールとのPKキッカーをめぐる争いが話題になったけれど、カバーニは譲らなかった。貪欲にゴールを決め続けるというメンタリティなのだ。ゴールへの飢え、渇望こそがカバーニのストライカーたる所以なのだ。
勝利への執念、メンタリティ
一流のサッカー選手に求められる勝者のメンタリティ。それは勝利への渇望だ。
カバーニは勝利のために貪欲にプレーする。
時には自陣のゴール前まで全力で戻ってゴールを守る。
世界最恐のゴールハンターであるカバーニを形作っているのは、紛れもなく勝者のメンタリティが土台にある。その上に磨かれたゴールセンスなのだ。
パリ・サンジェルマンではネイマールとムバッペと組む世界最高の3トップ。ウルグアイではスアレスとの最恐の2トップを魅せてくれるだろう。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…