大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.7)

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日本のサッカーがより発展していくためには、サッカー界全体の構造の見直しが必要だと思っています。現場からも多くの問題提起が以前からありますが、サッカー協会の動きは遅い。

いくつもの問題や課題があるけれども、どのように私たちが認識し、行動を起こしていくかも重要です。 

日本サッカーの今後を考える上でとても有意義な3つの記事をピックアップさせていただきました。

 

 サッカーの指導ライセンスについて

「指導テストなど別に必要ない。必要最低限のルールテストで合格すればS級を渡すべきで、そのほうが絶対にサッカー界にとって有益なんです。そもそも指導法に正解なんてないんですから。1人では何も変えられないので皆でルールを変えましょうよ」(本田圭佑ツイッターより)

このS級については、本田に限らず以前から「もっと簡略化すべき」「画一化されすぎ」といった声があった。個人的にも、最低限の講習などは必要だと思うけど、時間とお金がかかりすぎると感じていた。何より皆が同じサッカーを学び、意識するあまり、昔よりも個性的な選手が出てこなくなった印象がある。実際、協会批判になるから公には言わないだけで、S級保持者の中にも同じことを言っている人はたくさんいる。 

 

wpb.shueisha.co.jp

 

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日本育成の問題点 

選抜された身体が大きくて体力の高い子の多くは早熟傾向ですから、伸びしろは小さいでしょう。将来的に伸びしろが小さい選手を選抜して強化し、伸びしろが大きく可能性ある子が足切りされてしまう。それが、今のタレント発掘ブームで起こっている実態と言えるでしょう。

サッカーで例えるなら、たとえばメッシのようなスーパースターになれる才能がいたとしても、日本のタレント発掘事業では省かれてしまう可能性があると言えるのではないでしょうか。メッシが10歳のころに成長ホルモンの分泌障害、いわゆる低身長病を抱えていたことは、多くのサッカーファンが周知のことですよね。10年後にすごい選手になっているかもしれない子たちが、その時点での成長度合いだけで測られて落とされてしまうのです。

victorysportsnews.com

 

 ドイツでは「スクール」に通う子どもはほとんどいない

 自陣からボールをつなぎ、運び、相手陣内では思い切りよくドリブル勝負を仕掛け、コンビネーションプレーを絡ませながらゴールを奪っていく。9歳の彼らは紛れもなく“サッカー”をしている。なんで彼らは、こんなにも順調に成長していくのだろうか。 

たぶん、その秘密というのは、ドイツの子どもたちは時間を見つけると、僕ら親子のように自分たちで「Bolzplatz」やグラウンドに集まっては思い思いにサッカーをしているからかもしれない。 

彼らがするのは自主練ではない。遊びなのだ。誰かにやれと言われてやるのではない。サッカーは習い事ではないのだ。 

ドイツでは「スクール」に通う子どもはほとんどいない。大人の目を気にせずに、「こんなプレーをしてみたい」と思ったことを試せる場。

「ボールを蹴りたい」「友だちとサッカーをしたい」「心からサッカーを楽しみたい」という欲求が満たされていることが、「もっと上手くなりたい」「もっとこんなことがしたい」「もっとサッカーがしたい」という向上心や意欲へと結びつく。だから週に一度の練習と週末の試合にかける意気込みが、常にマックスなのだ。 

しっかり学び、しっかり遊び、しっかり休み、しっかり練習する。この当たり前のバランスが自然といい感じで取れていることが、子どもたちの成長にとって何より欠かせない、重要な要素なのだ。

the-ans.jp

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…