ネイマールがFCバルセロナからパリサンジェルマンへ移籍しました。
巨額マネーが動いたことでも大きな話題になっているけれども、私は今回のネイマール移籍に関してはポジティブに捉えたいと思う。
ネイマールのプレー、立ち振る舞いを見ていると、彼はとても純粋でサッカーを心から愛している選手であり、それをピッチで表現し続けていると感じる。
感情をプレーで表現し、観る者の多くを魅了するネイマールだからこそ、今回の移籍はバルセロニスタにとっては悲しいことだし、感情的に批判したくなる気持ちも理解できるけれども、同時にパリサンジェルマンのファンにとっては大きな喜びをもたらしている。
ネイマールはお金の為にプレーしない
ピケが煮え切らないネイマールの対応に業を煮やして「優先順位を考えるべき。何が必要なのか?お金なのか? タイトルなのか?」と発言していたが、ネイマール本人はそこまで強欲にお金を欲してはいないはずだ。メッシもそうだが、彼ほどの選手になれば純粋に「サッカーが好き」、「レベルアップしたい」という考えでプレーに集中しているもの。
【参考メディア:victorysportsnews.com】
この記事の一部を引用させていただいたのだけれど、ネイマールはお金の為にサッカーをしない選手だ。パリサンジェルマンも口説いたのはネイマール本人ではなく父親なのだろう。父親を説得しさえすれば、移籍交渉は容易になる。
家族愛の強いブラジル人の性質も考慮した戦略だったことは容易に想像できることだけれど、今や巨額のマネーが動くサッカー界は日常茶飯事に行われていること。ただ規模が桁違いだったというだけの話なのだと思う。
サッカーの本質を追求するというテーマで運営している当ブログでも、ネイマールのプレーは常に参考にし続けている。
彼のプレーはサッカーの本質が詰まっていると感じるからだ。
ブラジル開催のリオ五輪で優勝を勝ち取った時のネイマールを見て感じたことはやはり純粋さだった。
ネイマールはただただサッカーを楽しみたいだけなのだ。
彼はサッカーを愛するために、プレーする喜びを享受するために、サッカーという最高の遊びをするために、自分のすべてを表現するために再びピッチに立つだろう。
サッカーは本気の遊び
ネイマールを見て感じるのは、サッカーは「本気で遊ぶということ」。
つまり、サッカーの本質は「本気の遊び」なのだということ。
ネイマールはこんな名言も残している。
”僕には自分のスタイルがある。人の真似はしないし、誰かに似ようとも思わない”
僕の原点はフットサルに始まり、裸足でプレーするストリートサッカーだ。このことが今のプレースタイルにつながっているのは間違いないよ
自分のリズムを刻むこと。チームメイトそれぞれのリズムを知ること。チーム全体のリズムを感じること。相手のリズムを感じること。そしてリズムで遊ぶこと。
— KEI 粘り勝つ2017 (@Keivivito) 2016年1月14日
自分のリズムを愛することなしに、誰かのリズムを愛することはできないhttps://t.co/R97l3Idqpo
ネイマールはお金のためにプレーしない。
彼は自分のためにプレーし、家族のためにプレーし、サッカーの魅力を表現し続けている。
これからの活躍に期待したい。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…