ジュニアサッカーワールドチャレンジ準々決勝 〜
去年に引き続き、今年も観戦してきました。
この年代の世界レベルを生で観れる機会はこの日本という国ではとても貴重です。
日本のジュニアチームのトップレベルとの違いを確認する絶好の機会でもあるのだけれど、見所はそこだけではない。上手さとか強さを観るだけではわざわざ足を運ぶ意味などないのだ。
バルサの試合前のモチベーションを高める声
— KEI 馬車馬の8月 (@Keivivito) August 27, 2016
感情表現をモチベーションに変換する彼らと日本の子らの大人しさは毎年感じる
会場に到着すると目の前に試合に臨む両チームの選手たちが入場を待っていた。
盛んに声を出して気持ちを高め合うバルサの選手たち、それに対して静かに入場を待つヴァンフォーレ甲府の選手たち、この違いがやはりピッチでもでることになる。
準々決勝第1試合 FCバルセロナvsヴァンフォーレ甲府U-12 始まります!#JSWC2016 @vfk_official @FCBmasia pic.twitter.com/u2j61l51vZ
— ジュニアサッカーワールドチャレンジ (@U12JSWC) August 27, 2016
試合開始早々、バルサの選手たちはワンタッチ、ツータッチでボールを早く展開する。ひとりひとりが頭も身体もフル稼働といった感じ。
バルサ対ヴァンフォーレ甲府
— KEI 馬車馬の8月 (@Keivivito) 2016年8月27日
試合開始
バルサのサッカーは早い
12歳以下とは思えない
いろいろと
身体も頭もフル稼働
— KEI 馬車馬の8月 (@Keivivito) August 27, 2016
ヴァンフォーレの選手たちは自陣にブロックをつくるのが精一杯。
たまにインターセプトするけれど、奪われた後のバルサの選手たちの速さと激しさの前に為す術がなく、ボールを持つことすらできない。
闘争心
— KEI 馬車馬の8月 (@Keivivito) August 27, 2016
ボールへの反応の速さ
球際の巧さ
スポンサードリンク
世界レベルの間合い、球際の本質
ヴァンフォーレ甲府はこれらの要素で圧倒されていた。徐々にバルサがゴールに近い位置でプレーするようになる。スペースのない密集地帯でもボールを持てるバルサを観てると、差が如実にわかる。この間合いが世界の間合いなのだ。足が出せるけど出したらヤバイ感、ボール奪いに行きたいけどいったらやられる感... ここのハードルを超えなきゃこのレベルの土俵で戦えない。バルサの選手たちは躊躇うことなくズバっ、バチッと身体をぶつけて足を入れてくる。ヴァンフォーレの選手たちはとても良い経験になったのではないだろうか。
自分のすべてを出しきる力
— KEI 馬車馬の8月 (@Keivivito) August 27, 2016
ジュニアでも海外の強いチームを観ているとよく感じるのが、自分の力の出し方というか、自分のすべてを出し切る力がすごいなと思う。自分を解放する力、感情表現力…
これが日本は苦手だ。この部分のアプローチはひとつの課題だと思う。
試合は…
【ハイライト】FCバルセロナ×甲府U-12は、4−0でバルセロナが勝利し、準決勝進出!この後、前9:50〜準決勝/決勝/3位決定戦を無料生中継!https://t.co/UedeyDyavy @vfk_official #スカパー https://t.co/5wH9iMH95I
— スカパー!Jリーグ (@sptv_jleague) 2016年8月27日
観に行けなかった準決勝、決勝の結果をTwitterで追っていたのだけれど、やはりバルサが勝ったようだ。
👍 El títol aconseguit per l'Infantil B a Tòquio és el primer del futbol formatiu amateur de la temporada.#FCBMasia pic.twitter.com/u8frp3PBpb
— FC Barcelona - Masia (@FCBmasia) 2016年8月28日
サッカーが人を育んでいる国
試合後のバルサのキャプテンの対応が話題になっていました。
試合終了後のバルセロナU-12。特にキャプテン6番のカプテビラくんの対応が小学生に思えない! pic.twitter.com/7eosUUgc1s
— はるた (@harutavvs) 2016年8月28日
サッカーが人を育んでいる国なんだと思いました。
相手をリスペクトすること、自分を表現することの大切さを、サッカーを通じて学ぶことができる国なのかなと。
育成年代の試合ほど面白いものはないと個人的には思う。いつもなにか面白い発見があるし、可能性をみることができる。
いずれ、世界中の育成年代のサッカーを見て回って、レポートを書くのが密かな目標である。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…