日本は恵まれた国であると言われている。
日本より経済的に貧しい国はたくさんあるし、これほどまでにインフラが整っている国も他にはない。生活をする上でこれほど便利な国はないと思う。
しかし、多くの人が苦しんでいる。
信じられないほど多い自殺者の数、鬱病患者の数。
私は表面的には恵まれていると思うけれど、本当に着目すべきところというのはもう少し深いところにあると思います。
問題なのはそこに住む人々が恵まれていると感じているか否かなのだと思うのです。
多くの人が苦しんでいる原因は、社会との比較、常識との比較なのではないかと感じるようになりました。
人並みに稼げないと情けない。恥ずかしい。
周りと同じようにできないとダメなやつだと思われる。
多くの人がこんなことで苦しんでいる。
自分の内面よりも自分の外側の情報に翻弄されてしまう。
自分を押し殺して社会に適応しようとするから苦しい思いをしている。
私は自分の外側ではなくもっと自分の内側を見る必要があるのだと思うのです。
このように考えるようになってから生きるのが少し楽になりました。
私の考え方を変えるきっかけは海外で生活したことや、社会のシステムに捉われない生き方をしている人との出逢いでした。そしてたくさんの本にも救われました。
今回、私を救ってくれた本の中の一冊をご紹介します。
心を使いすぎるから疲れてしまう
心を浄化することを知ってください。人間は自然の一部、宇宙の一部ですから、自然の法則、宇宙の法則に反してことをすると消耗してしまいます。
参考URL:http://go.science.ne.jp/kawade_mb
いろいろなことがうまくいかなくなって、それが体に来ると病気になってしまいます。陽である太陽、そして陰である月は、交互に昼と夜を作り出します。
太陽が出ている時、すべての命ある者が働き出します。
太陽が沈むと月が昇って月の光で癒しが始まります。
静かな波動で興奮が沈められ、安らぎ、回復するのです。
そうした自然のリズムがあります。
そうした自然に反する、リズムが狂ったままの生き方を続けると、心身のバランスが崩れ、病気になってしまいます。
参考URL:http://go.science.ne.jp/kawade_mb
人類は電気を発明し。夜も照明で明るくし暗闇を征服しました。
夜も活動しているのが当たり前の環境にあります。
夜になって眠ろうとしても、今日の仕事の反省、また明日のスケジュールの確認と、心が動いたままの人が多いのではないでしょうか。中には、なかなか眠れないと言う人もいるでしょう。
ですから、現代の生活では自然になった生理機能を正常に戻すために、意識的に自然を取り戻さなければならないのです。
それと同時に、現代の豊かさに対応するには、体と心を目覚めさせ、進化もさせなければなりません。それは潜在意識の開発です。
眠りの機能や内臓の働きは、自律神経がつかさどっています。
人間はさらに自律神経までコントロールできるように進化していく必要があります。
そうでないと、ストレスでバランスを崩し病気になることが必然です。
人間は心を使いすぎているのです。
参考URL:http://go.science.ne.jp/kawade_mb
誰かとの比較をやめる
成長のために高い目標持つ事は、間違いではありません。しかし、常に誰かが勝つためにがんばり続けることは、あなたをひどく消耗させているのです。
実は成長のための各種の努力も、健康のための節制も、こだわりも消耗になってしまうことが多いのです。
会社で、学校で、主婦の集いで、人と比較してばかりいて負けられない、成長するのだと頑張っていると疲れてしまいませんか。勝つために競争して心が消耗し、本当の自分から離れていくのです。正しいと思ってしている努力も執着になります。
多くの人は、そのことに敏感で、最新の情報が出ると、すぐにそれに飛びつかないと不安で仕方がなくなってしまいます。それは執着であり、依存なのです。これは他人の考えに翻弄され、依存しているということです。
参考URL:http://go.science.ne.jp/kawade_mb
自分にはないものを持っているライバルとの競争を制するには、自分の良さを知り、自分の潜在能力を出し切らなければなりません。ないものを求めるのではなく自分の良さを知ることが大切なのです。
自分の本質を知ること
外側の知識を見につけるのではなく、自分の本質を知り、それを活用するのです。さらにその本質そのものが大きな愛であることを理ことが大切です。
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