大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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ひとを育てるということ、一生の仲間をつくるということ 〜ヴァンフォーレ八ヶ岳代表 田畑さんの言葉〜

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2月某日の夜、私はラテンフットボールカフェMFにいた。

 

この日、ヴァンフォーレ八ヶ岳の代表、田畑さんとお会い出来る機会を得た。

啐啄の機とはこういうことを言うのだろうか。今回この田畑さんのお話しを聞いて腑に落ちたことが多分にあった。ここ数ヶ月、多くの本を読み、多くの人と会い、多くの現場を見て、自分の中に醸成されたサッカー観、”サッカーの本質”、”育成の本質”についての考え方がクリアになってきていた。そして、このタイミングで田畑さんという偉大な指導者に触れる事ができたこと、熱い話が聞けたことは本当に自分にとってかけがいのない時間だった。

 

この時にお話して頂いたことは次回ご紹介させて頂きます。

今回は田畑さんのブログ、コラムを紹介させて頂きたい。

是非読んで頂きたい記事があります。

ひとを育てるということ、一生の仲間をつくるということ

今年もまた試合終了後、
選手達と共に泣いてしまった。
(ダサイオヤジだ)
2時間は泣いたか。
いつもそうだが
この涙は濃いよ。
様々な思いが
ブレンドしているからな。

試合に出なかったとか、
応援だとか、
子供達にも俺にも関係ない。

うちのクラブは
ひとつのチーム。
現場に立ち続け、
現場の真実を全て観ている。

このチームの
一員でいることの意味は
他のクラブとは
明らかに根本が違う。
共に汗を流し、
涙した一生の仲間に
AもBも意味ないのに。

vgoal.net

田畑さんは人の心をみる。気持ちを引き出す。そして気持ちをのせる。子供達とひとりの人間として本気でぶつかることができるからこそ心を通じ合わせることができるのだと思う。サッカーの本質もよく理解されている方だ。日本には少ない偉大な指導者だ。

 

サッカーを上手くさせることよりも大切なことがある

私はここ数年強く感じていることがある。それはサッカーの指導に携わる多くの人たちが見失ってしまっている大切なことがあると思っている。技術、テクニック、戦術、必死に最新の情報をかき集めてここぞとばかりにシェア、リツイートをする大人をたくさん目にする。テクニックが大事。技術が大切。私もそう思う。でも、本当に大切なのはサッカーを上手くさせることよりも、サッカーを通じてたくさんの感性を育み、友情を育み、心を育み、ひとりの人間としての土台をつくる手助けをすることなんだと思う。

サッカーの見栄えの良いところに捉われて、大切なものがないがしろにされたらダメだ。

 

サッカーだけ上手ければ、もしかしたらプロになれるかもしれない、

しかし、プロフェッショナルにはなれない。

日本代表のキャプテンも上手いだけではなれない。

プライドを持ってプレーし監督や仲間から信頼されるには人間性が不可欠だからだ。

フェアープレー賞も同様だ。
優勝は自分達の力で勝ち取れるけどフェアープレー賞は大会関係者の皆様から認めていただかなければいただけない。

だからこそ選手達には優勝と同等にフェアープレー賞は価値があると伝えている。

プロになって「立派な大人」と「幸せ」を手に入れられたら

長谷部選手のように日本代表のキャプテンも近づくぞとも伝えている。

 

soccerbank.jp

 

次回は田畑さんとお話した内容の一部をご紹介します。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…