「大人の育て方」というテーマで武井壮さんがお話しをされた。
その話がとても力強く、言葉に生命力があり、説得力があり、本質をついているものだった。一部を書き起こして引用したので読んで頂きたい。
物事の価値を生むのは人が求める数だ
出会う人、出会う人を笑顔にしていく人をみて
こういうことだなと
人が求めているってこういうことなんじゃないかなと
それから自分が成功したいと思っていただけでやってたスポーツを変えてみたんです。
世の中の人が僕を彼らみたいに楽しみに見てくれる人になれないかなと思うようになったんです。
人の価値とか商品の価値はそのクオリティじゃないんです。
スポーツのクオリティでもなければトークの面白さだけじゃないんですよ。それを見て喜んでくれる人の数だということに気づいたんですよね。
サッカーが上手いだけじゃダメなんですよ。
サッカーが上手い選手はたくさんいる。大切なのはピッチでいかに自分の個性が表現できるかであり、そしてその表現が人を喜ばせるものでなければ価値は生まれないということ。見るものを楽しませること、喜ばせること、こういう視点を持つことは非常に大切。
どんな仕事しても、どんな趣味持っても、どんな希望を持っても、どんな夢があっても、それを誰かが必要としていなかったらそれは価値がないと僕は思います。
この話はとてもビジネス的な視点の話であり、マーケティングの話でもある。
人を喜ばせること、人が欲しているモノというのを自分がいかに表現できるようになるかが大切ですよと武井さんは言っている。
学ぶということは自分へのプレゼント
朝から晩までありがたいことに仕事がぎっちりですが、どんなに遅くなっても2時間、知らないことを学ぶ時間を作って、それを自分にプレゼントしてあげてるんです。
学ぶことを止めた瞬間に成長は止まる。
なぜ学ばなければならないか、なぜ成長しなければならないか?
それは自分を楽しませることであるからに他ならない。
誰かの役に立てる喜び。誰かを楽しませることの喜びはやはり成長することなしにできないのである。
子供たちがより無邪気に子供時代を過ごして、大人になってもうちのお父さんみたいに1日1時間使って夢が叶うんだから、一個くらい失敗したって、受験に失敗したって、就職失敗したって、いつまでたっても夢を見れるよと。俺の背中見とけと。俺は毎日自分の時間使って夢叶えるためにやってるから。おおし叶ったと。ほら見ろよと。
そういうのが本来の大人と子供の関係なんじゃないかなと。
それが大人の育て方なんじゃないかなと。
【武井壮の「大人の育て方」がマジ凄い!】オトナの学校 完全版
武井壮のTwitterは本質を語る
W杯に出るのが夢だった日本サッカーがW杯予選敗退で炎上するとこまで来たか、進歩してるわ。。陸上の100mなんて1度も決勝残った選手いねえもん、でも選手の毎日の努力を知ってるからスポーツはどれもどんな結果でも素晴らしいと思う。。スポーツの価値は大会や結果じゃなく選手の毎日にある。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2014, 6月 26
日本代表チーム大好きで日本ばっか応援してたから負けて楽しめなかった人多いんだろうな。。オレは相手チームのプレーも楽しみに観てて日本代表選手がヘトヘトになってるの見てウチの代表をヘロヘロにさせるなんてスゲーヤツらだ!日本最高のFW陣が点取れねえなんて恐ろしいDFだ!って楽しんでた!
— 武井壮 (@sosotakei) 2014, 6月 26
結果より過程が大事という話ではなく、過程も結果も選手の日々も全て大切なひとりひとりの人生です。。この世に生まれて来て生きている人の時間は何より素晴らしいものだよな。。スポーツっていう僕らが考えた遊びが人の人生の価値を越えちゃいけない。。スポーツは平和と幸せを生む宝物なんだから。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2014, 6月 26
1時間ってすごく大切だ。。1年で365時間。。たった15日間だけど。。何かを本気でやればスペシャリストになれるくらいの時間。。怠けるのも後回しにするのもいい。。自由だからさ。。でも勝ちたいならやったほうがいいわな。。来年も毎日1時間必ず自分を成長させる時間を過ごす。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2013, 12月 30
今日よりも明日、自分が成長するために学び続けること。
それこそが自分へのプレゼントになる。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…
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