あなたがサッカーをする理由はなんですか?
サッカーをはじめたばかりの子供達にこの質問をすると、こんな答えが返ってくる。
「楽しいから!好きだから!友達がいるから!仲間が増えるから!」
サッカーをする理由なんてシンプルで言葉で表現する必要なんてないのかもしれない。
しかし、今一度自分に問うてみたい。
30歳になり、一時はサッカーから離れて生活し、ボールを全く触らない日々を経てなぜ今またこんなにもサッカーに対する情熱が溢れ出しているのか。
感動を味わいたい。感動を共有したい。
どんな仕事や娯楽もサッカーで味わった感動を超えるものはないと気づいた瞬間があった。世間一般に求められるものを得るために必死に我慢して続けていたことが自分を壊していることに気づいた。そして自分の気持ちに素直に向き合い表現することが本当に”生きる”ということなんじゃないかと思った。
サッカーは人間としての全ての感情をさらけ出させてくれた。
喜びも、悲しみも、楽しさも、苦しみも、絶望感も、達成感も、充実感も、一体感も。
サッカーは自分を解放してくれる
感情を露わにするのは幼い。そう理解して感情を懸命に抑える人がいる。しかし出口を失った感情は内で荒れまくる。これは精神にきつい。感情は抑えてはいけない・喜びや、感謝の感情は素直に表現する。嫉妬や、憎しみの感情は逆転させて、自分も頑張って賞賛されるようになろうと肥やしにすればいい。
— 志茂田景樹 (@kagekineko) May 27, 2015
自分の感情が表現できない世界にいると”生きてる”実感が得られない。”生きてる”実感を真っ先に得られる世界は僕にとってはサッカーだった。サッカーが自分を解放してくれる。世界と自分を繋げてくれる。
みんなでチームを作る喜びを味わいたい。ともに全力を尽くし、苦しみの先にある勝利の歌を歌いたい。仲間と感動を共有したい。その瞬間を味わうことこそ僕がサッカーをする理由なんだと思う。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…