大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る

2021-01-01から1年間の記事一覧

2回目の脳震盪で高い致死率…ジュニアサッカーにおける脳震盪のリスクと保護者にできること

つい先日、あるニュースが目にとまりました。 2021年 2月23日のBBCスポーツニュースです。19歳のサッカー選手がヘディング後の症状により引退したというものです。 Bobby Copping: Former Peterborough defender on retiring at 19 after heading a ball - B…

「ヤバイ部活動の見分け方」強豪チームによくある異常な問題

Twitterを眺めていたら目に飛び込んできたツイート【ヤバい吹奏楽部の見分け方 15】。 運動部ではない吹奏楽部でこんなことが起こっているのかと驚いたのですが、このツイートで紹介されているヤバイ吹奏楽部の見分け方というのは、あらゆる競技の部活動に共…

南野拓実のチェルシー戦のゴールに鳥肌がたった。

南野拓実がプレミアの強豪チェルシー相手に決めたゴールが秀逸過ぎた。 抜群のタイミングで動き出し、最高のファーストタッチからのシュートフェイクでディフェンダーとキーパーのタイミングをずらしてからのシュート。 そんなお手本のようなゴールはこちら↓…

何も見えない、考えない、感じない人が、生まれやすい教育

小さいときから勝手気ままな一人遊びが大好きで、今もまったくそのまんまの人生を続けている絵本作家の女友だちがいますが、その人から、子どものころ一人で遊ぶのがとても大変だったという話を聞いたことがあります。 なにしろ楽しいので、たとえば砂場など…

「育てない」から上手くいく 

“「育てない」から上手くいく” タイトルに惹かれて買いました。 読みはじめて1分で、引き込まれました。 教育によって人間は不自然になっていく 「世間のいう教育は既成服の教育、丈の合わないきつい服や反対に大きすぎる服、着たくない服を無理に着させよう…

南野拓実の移籍後初ゴール!と吉田麻也のC・ロナウドのスライディングストップ!

異国の地でプレーする日本代表選手の活躍は、やはりとても嬉しいですね。 リバープルからサウサンプトンに移籍した南野拓実選手のデビュー戦での移籍後初ゴールは素晴らしかった。 秀逸なファーストタッチ、そしてニアをぶち抜いたシュートは圧巻でした。日…

柿谷曜一朗が自主練で魅せた異次元タッチがこちら

名古屋グランパスに移籍した天才、柿谷曜一朗選手。 練習後の自主練で戯れていたところを撮影されたようですが、その映像での柿谷選手のタッチがちょっと異次元すぎました。 まるで漫画の世界のファンタジスタ。これまで数々のスーパープレーを魅せてくれて…

「教えないスキル」と「ふりかえり文化」が日本サッカーを変える

スペインの名門、ビジャレアルで育成に携わる佐伯夕利子さんの著書「教えないスキル」を読んでいるのですが、この本は日本の育成指導に携わる指導者の方のみならず、親御さんにも猛烈におすすめしたい一冊です。 これまでたくさんのサッカー育成本を読んでき…

「トレセンには行かない」という子どもを尊重しようと思った時に読んだnoteの話

冬になり、「トレセン」選考会シーズンになりました。以前このブログでも一度、記事を書いたことがあります。 keikun028.hatenadiary.jp 親も子も熱くなる「トレセン」 先日、息子のチームでも「トレセン選考会の参加希望者は申し出るように」 と連絡があり…

サッカーの育成にはもっと余白が必要。子どもたちに余白がなさすぎる問題

アルゼンチンといえば亘崇詞さん。 名門ボカジュニアーズに所属した経歴があり、アルゼンチンサッカーを熟知した方である。その亘さんの著書、アルゼンチンサッカーの思考力 という本がとても面白いのでご紹介したい。 日本のサッカー文化を育んでいく為に、…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.29)

コロナウイルスによって世の中が一変しました。 働き方も変化し、オンラインで人と会う機会が激減しました。コロナの捉え方は人それぞれでしょう。しかしながら私たちの生活は否応なく変化した。それだけは間違いない事実です。 ここ数年、私はこのブログやS…

元U17メキシコ代表監督マリオ・アルテアガ氏に聞いた、日本サッカーの可能性

17歳以下の元メキシコ代表監督であるマリオ・アルテアガさんにお話を聞く機会を得ました。 ユース世代の世界大会では毎回優秀な成績をおさめ、欧州の強豪チームのスカウトもメキシコの若手選手には常に注目していると言われています。 そんな育成大国メキシ…

「いい子」と呼ばれる子ほど、心配すべき理由

子育てって難しいですよね。 学校で上手くやるには、協調性が必要だし、外に出て恥ずかしくないように「いい子」にしないといけない。 あるいは、スポーツの指導に携わる人であれば、強いチームにしたい、良い選手に育てたい。。 多くの場合、このように考え…

子どもを習い事漬けにしないと、運動する機会を得にくいという現状を変えたい

いま、子どもたちの運動能力低下が結構深刻なのではないかと言われています。 いわきFCアカデミーのアドバイザーを務める小俣 よしのぶさんの著書「スポーツ万能」な子どもの育て方 にこんなことが書かれていました。 文科省の調査によると、子どもの1週間…

「不合理だらけの日本スポーツ界」不足しているのは、子どもに伝える力

「どんな競技でも、どんなレベルでもいい。自分の愛すべき教え子に手を上げるような指導者が近くにいたとしたなら、問いただしてほしい。その行為は、自分が指導した結果に対するものであり、自分の指導者としての能力に向けて刃を振り下ろしていることにな…

子どもの支配をいつやめるのか、というお話

子どもの心のコーチングという本がとてもとても面白いのでご紹介させていただきます。 このテーマの本はこれまで数多く読んできましたが、これほどまでにわかりやすく、親の助けになる本はみたことがありません。子どもが生まれ、親になり、子どもの成長とと…