2021-01-01から1年間の記事一覧
コパアメリカの決勝後、ネイマールがメッシへのメッセージがとても良かったですね。 「負けるのは辛い、辛いさ……。それはまだ自分が、受け入れて生きることができないものだ。昨日の敗戦直後、僕は彼にこれ以上ないハグをした。僕がそのプレーを焼き付けてい…
サッカーをセンスよく伝えるためには、やっぱりサッカーとは何かというのを知ろうとすることが大事なんだと思います。そして、伝える側の在り方というのもとても大切だと思うんです。 我々大人が、成長することを辞めてしまったら、子どもにいくら一生懸命伝…
コパアメリカ2021を制覇したアルゼンチン代表。 これまでバルセロナではタイトルを総ナメにしてきた天才メッシ。 アルゼンチン代表では後一歩のところで苦汁を嘗めてきた。アルゼンチンというサッカー狂国の期待を一心に背負って、凡人には考えられない重圧…
日本の育成年代を代表する指導者の一人、池上正さんの著書の一節をご紹介させていただきます。 練習のための練習になってしまう ある地域のトレセンの6年生を集めた練習会で見た光景です。 ゴールを置かずに、6対3でボールをキープするポゼッション(ボール…
日本のサッカー文化を育むヒントになりそうな記事を紹介していくシリーズ第二弾になります。 サッカー先進国から学べること、サッカー以外の競技から学べることを今回はピックアップしました。 中途半端な単語や用語、セオリーをつくり上げることで違った現…
少年サッカーの指導に携わるようになって、10年以上が経ちます。 プロサッカー選手を目指していた大学生時代、大怪我のリハビリをしながらはじめたサッカーコーチのアルバイト、幼稚園児、小学生のサッカー大会を見たときに驚いた子どもたちへの怒声、罵声。…
ある休日の話。 甥っ子たちと公園にサッカーしに行くと、一人でボールを蹴っている少年がいたので「一緒にボール蹴ろうよ」と声をかけました。すると、「下手だけど大丈夫ですか?」と返ってきました。 もちろん、上手いとか下手とか関係ないから一緒に遊ぼ…
※写真はイメージです 子どもたちにサッカーを心から楽しんでもらいたくて、不定期で練習会を企画しています。 keikun028.hatenadiary.jp いつも、日程を決め、保護者の方にこう声をかけます。 「参加したいかどうか、子どもたち自身に聞いてくださいね」 子…
DAYS、安田剛士/講談社 これは ただのボール遊びだよ 俺は生まれてから今日まで サッカーで努力したことなんて一度もねえよ お前もそうだろ?つくし - DAYS | アル 休日、子どもと近所の公園にサッカーしにいくと、必ず目にする光景があります。 ジュニアサッ…
「大人数での集団授業に慣れ、勉強に対して受動的になっている子どもたちも、教える側が先回りしてあれこれと世話を焼きすぎなければ、おのずと頭を使いだす。わからないこと、ふしぎなことは「知の種」だ。何故だろうと首をひねった瞬間、彼らの中には知的…
きっかけはある友人ママからの相談でした。 彼女の6年生の息子が所属するチームは、主力だけを試合で起用し大切にするチームでした。 クラブチームです。 試合に出るメンバーはいつも同じ。 6年生の数は少ないのに、その少年や一部の選手は遠征にも連れて行…
相生学院サッカー部を指導するゼムノビッチ氏 明治安田生命 J3 LEAGUEのカマタマーレ讃岐の監督に就任したゼムノビッチ氏。 www.kamatamare.jp ゼムノビッチと言えば、あのオシム監督とも親交が深く、これまで日本サッカーに多大な貢献をしてきた人でもある…
息子がまだ小学生の頃、 一緒にキャッチボールをしていたときのことです。 投球フォームが気になり、「もっとこうすればうまくいくのになぁ」と、何気なく「こうしてごらん。まっすぐ飛ぶから」とフォームを教えました。 うんうん、と聞いていた息子。けれど…
名古屋グランパスの柿谷曜一朗選手の少年時代のエピソードが記されている本「僕らがサッカーボーイズだった頃(2)」とても面白かったので一部をご紹介させていただきます。 サッカーの天才と呼ばれるほど、圧倒的な才能をピッチで魅せる柿谷選手。 少年時代…
ジュニアのサッカーの現場で問題になる”子どもへの声がけ”。 コーチングとは名ばかりの声がけがとても多いわけですが、きっと指導者や保護者を含めた大人も適切な声がけとはどんなものかがわからないのだと思います。 気持ちが入ってしまって、強めの命令に…
J.LEAGUE International(YouTube) 日本代表になった選手たちの少年時代ってどんなだったのか、 天才と言われるサッカー選手の少年時代のエピソードや、どんな指導が影響したのかが知りたくて手に取った本「サッカー日本代表の少年時代」 。 興味深いエピソ…
サッカーを愛し、サッカーの神様にも愛された男、ディエゴ・マラドーナ。 ドキュメンタリー番組で、彼はこう言った。 「サッカーしてると、幸せな気分になれるんだ」 子どもの頃、はじめてマラドーナの「栄光の10番」を観た時、サッカーがしたい衝動が抑えら…
日々、様々な記事に目を通しているのですが、その中で日本のサッカー文化を育む為のヒントになりそうな記事を定期的にご紹介していきたいと思います。 心の充実なくして体は動かない ジュニサカさんの記事でとても興味深かった記事をご紹介させていただきま…
私が小学5年生の時のこと。 体格が良くて、足も速い、ボールタッチも柔らかくて、試合ではいつも華麗なドリブルを見せ、絶妙なスルーパスでゴールを演出する存在。 そんなセンスに恵まれた同級生がいました。 私は、人一倍練習をして上手くなっていくタイプ…
技術で応えられるサッカー選手を育てる 中央学院高校の教えすぎない育成哲学 市立船橋、流通経済大柏など、強豪ひしめく千葉県において、異彩を放つ中央学院高校サッカー部。 強い個が集まり、フィジカルを鍛え上げ、貪欲に勝利を目指す高校サッカーの上位チ…
近所の公園でジュニア年代(8歳~10歳くらい)のサッカーチームが練習してました。 ちょっと足を止めて見ていました。 教え過ぎちゃうチーム ミニゲームで、ある子がゴール前で、馬鹿正直にシュートをして、目の前の子(相手ディフェンダー)にブロックされた…
麹町中学校の工藤勇一さんと、桜ヶ丘中学校の西郷孝彦さんの対談本がとてもよかったのでご紹介します。 世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦氏 校則全廃、タブレットの持ち込み許可、チャイムの廃止……真のインクルーシブ教育のためにあらゆる問い直しと開放を行…
サッカーが好きでいられる指導をする ユース年代の指導者で、このように語る人はとても少ない印象があります。高校女子サッカーというストイックなカテゴリーにおいて、越智さんの指導コンセプトはとても斬新です。 京都精華学園高校女子サッカー部の試合を…
数年前、某ジュニアの強豪サッカーチームの指導者の方の言葉が引っかかっている。 ローカルの大会で、子どもたちの試合を見ながら、「日本もコーチングの質が変わらないといけませんよね」などと、指導者仲間の数人で話していた時のことです。 目の前で行わ…
高校時代にサッカー部のマネージャーをやっていた子から衝撃的なメッセージが届きました。 寝坊をして、それが連帯責任として、選手たちは罰走させられ、自分は罰走させられず、選手たちを励まさないといけないという状況を想像するだけで、怒りがこみ上げて…
昨シーズン、栃木SCで現役生活を終えた菅和範さん。 キャプテンとしてチームに貢献した菅選手にキャプテンとはなにか、その役割について話を聞きました。 (取材日:2020/12某日) ーー現役生活お疲れ様でした。早速キャプテンとはなにかについて色々と聞か…
高校3年生の伊藤凜聖と申します。 私は昨年の2月から一般社団法人ユニサカという学生団体に所属しています。 スポーツにおける人権問題に関するプロジェクトに関わらせていただき、現在ではプロジェクトリーダーを勤めています。 このプロジェクトに対する思…
DAZN公式Twitterより セレッソ大阪に復帰した大久保嘉人選手。 復帰早々ゴールを量産しているわけですが、ちょっとそのペースが尋常じゃない。 /#大久保嘉人 が止まらない!!!先制点に笑みが溢れる\またしても古巣相手に恩返し弾!3戦連発&3試合で4ゴール⚽…
顧問のパワハラ問題、部内のいじめ問題、土日も部活で休みがない顧問問題… 多岐にわたる部活動の問題…、なぜ解消されていかないのか、そもそもなぜこれらの問題が生まれてしまうのかを知るために、様々な記事を読んでいた時にこちらの記事に出会いました。部…
ドラゴン桜より 大人になって、子どもたちにサッカーを教える立場になって感じ始めた違和感の話をしたいと思います。 私は、コーチの役目は子どもをサッカー好きにさせ、上手くさせることだと思っていました。 目の前の子どもたちをどうやってサッカー好きに…