大人になってから学ぶサッカーの本質とは

サッカーの本質を追求するWebマガジン 考えるよりも感じることを大切に 美しさとは何かを感じる心を大切に 大切なものを失わない為に書き綴る                    ※当ブログはプロモーションが含まれています

2018-01-01から1年間の記事一覧

セルジオ越後が語る日本サッカー発展のヒント

セルジオ越後の「子育つ論」 PHP文庫 posted with カエレバ セルジオ越後 PHP研究所 2004-05-06 Amazonで検索 楽天市場で検索 辛口サッカー評論家として有名なセルジオ越後さん。 当ブログでも何度も取り上げている通り、私はセルジオさんが大好きですし尊敬…

サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.27)

私はサッカー魅力をもっとたくさんの人たちに知ってもらいたいと思っています。 しかし、日本のサッカーは多くの問題を抱えています。 サッカー文化を育むための土壌、育成年代である子供たちを取り巻く環境は決して良いとは言えません。 過剰なコーチング、…

サッカーが巧くなるには、自分で考える力がないとダメなんだ

サッカーが巧くなるためにはどうすればよいでしょうか? この質問に対して、多くの指導者や子供たちはこのように答えるのではないでしょうか? 「たくさん練習する」 「たくさんボールに触る」 ウチはこだわってます!って声高に言うクラブほどこう答える傾…

練習をしたら巧くなるというのは間違い。ブラジルでは巧くなったら、練習をするようになる 〜セルジオ越後氏の言葉に学ぶサッカーの本質〜

サッカーライター加部究氏の著書「サッカー移民」。 ご本人からぜひ読んでみて!と言われて読み始めたら、寝るのも忘れて読んでしまった凄まじい威力のある一冊。 ブラジルに生まれ、ボールとともに育った彼らは何かに導かれるように父母の国へやってきたー…

子供にサッカーを教える前に読んでおくべき5冊

少年サッカー大会に足を運ぶと、必ずといっていいほど怒号、罵声を耳にします。 子供たちへの愛なのか、ただ指導者としての威厳を示したいだけなのか… 真意はわからないけれど、いずれにせよそのアプローチには疑問を感じざるを得ません。 どうやったら子供…

リカルド・クアレスマの巧さの秘密 〜世界でもっとも魅力的なサイドアタッカー〜

リカルド・クアレスマ。 この男を知っているだろうか? アンダー世代からからポルトガル代表に選ばれ続け、幼い頃からポルトガルの名門、スポルティング・リスボンのアカデミーで育ち、17歳でトップデビュー。 その後は、バルセロナ、ポルト、インテル、チェ…

サッカーの基本は “遊び” で培われる 〜教わった人より遊んだ人のが巧かった話〜

サッカーは教えなければならないという大人がいて、サッカーを教わりに来る子どもたちがいる。 サッカーの指導者は何を教えれば良いのだろうか? リフティングの仕方、パスの仕方、ドリブルの仕方、シュートの仕方… これら基本と呼ばれるものを一生懸命教え…

少年だった中田英寿の言葉が人生の転機になったコーチの話

中田英寿という天才フットボーラーがいた。 彼は常識を疑い、常に世界トップレベルを見据える稀有な存在だった。 それはどうやら少年時代から変わらなかったそうだ。 中田を指導したコーチのエピソードを紹介したい。

サッカーが義務化してる部活、クラブ…

サッカーの名門、滝川二高の特別コーチに就任した際のゲルト・エンゲルス氏の言葉 「プロも高校も同じ。まず指導者は、自分がサッカーを好きで楽しんでいるのを伝えることが大切だと思う。結局、選手たちだって、本当にサッカーが好きじゃないと、高いレベル…

ロメル・ルカクの魅力 〜壮絶な経験がハングリー精神を育み、圧倒的な個性を育んだ〜

ロシアW杯で3位という好成績を残したベルギー代表のストライカー、ロメル・ルカク。 圧倒的なフィジカル、大きい身体に似つかわしくない繊細なテクニック、野生的な見た目とは裏腹なインテリジェンス… 以前から脅威的なポテンシャルを持つストライカーと呼ば…

ブラジル人コーチが来て、遊んでいるような練習に変わってサッカーが上手くなった

それでも「美談」になる高校サッカーの非常識 加部究 カンゼン 2013-11-23 売り上げランキング : 36848 Amazon Kindle 楽天ブックス by ヨメレバ 高校サッカーの不都合な真実が赤裸々に描かれたこの本。 サッカーコーチはもちろん、サッカーをプレーするお子…

アルトゥーロ・ビダルが世界最強の中盤である理由

世界屈指の強豪クラブ、ドイツのバイエルン・ミュンヘンからスペインのバルセロナに移籍した所属するアルトゥーロ・ビダル。 南米チリ代表の不動のMFであり、その圧倒的な迫力で中盤を支配する。 ビダルのいる中盤はインテンシティが格段に上がる。 中盤のど…

日本サッカーは育成年代の文化を変えなければならない

あるサッカー少年が味わった地獄 あるサッカー少年の父が、悲痛な思いを認めた一通の手紙がある。 その一部を抜粋させていただいた。 「私は定年退職を目前にした今、ほとんど遺書のつもりで、この手紙を書いています。過ぎたこととして、もうお忘れの方々も…

サッカーを教えない代わりに、一緒にサッカーで遊んでくれたコーチが指導の本質を教えてくれた

サッカーは誰かに教わるよりも、自分でプレーを生み出す方がはるかに面白い 小さい頃、私はサッカーは教わるものではないと感じていた。周りのみんなとは一味違うプレーをしたかったし、魅せたかった。 私のコーチたちは、サッカーはこうやってやるんだよ!…

子供をサッカーで成長させるために一番有効なのは「教えないこと」

子供たちにサッカーが上手くなってもらうために、一生懸命教えようとする。 当然ジュニアのサッカーチーム、あるいはスクールは「子供をサッカー上手くさせます」といって集客し、商売している。 しかし、私はサッカーを教えているチームやスクールで本当に…

サッカーを子どもたちに伝えるために一番大切なこと

サッカーを子どもたちに伝えるために一番大切なことは何でしょうか? 私は、技術的なことを教えることよりも大切なことがあると思っています。 それは感受性を育むということです。 ドリブルが上手くなるよりも前に、リフティングが上手くなるよりも前に、シ…

日本サッカーが強くなるのが難しい理由

日本サッカーが強くなるのが難しい理由 サッカーの本質は“駆け引き”なのだけれど、これが日本では伝えにくい。 なぜなら教育上よくないとされているからだ。 清く正しくあることを求められる日本の教育文化においてサッカーの本質が伝わりにくいのは必然なの…

ポチェッティーノ監督に学ぶ指導者の在り方「選手を怒鳴りつけても成し遂げられることなんてない」

マウリシオ・ポチェッティーノ監督、プレミアリーグの強豪トッテナム・ホットスパーの指揮官である。元アルゼンチン代表のディフェンダーでもあり、選手としても指導者としても非常に評価が高く、常にビッグクラブが引き抜きを狙うほどの人物だ。 そんな名将…

風間八宏の目指すサッカー 〜グランパスで伝えようとしていること〜

私の大学時代の恩師風間さん。 大学生になって初めてサッカーとはなんぞや、サッカーの本質とはなんぞやというのを否応なく考えさせてくれた恩師であります。 私はサッカーの本質を子どもたちに伝えることを一つのミッションにして活動をしておりますが、今…

デル・ピエロに学ぶサッカーの本質 〜永遠のファンタジスタと呼ばれる理由〜

デル ピエロ 真のサッカー選手になるための10の心得アレッサンドロ デルピエロ 文藝春秋 2013-07-01売り上げランキング : 116555 Amazon Kindle 楽天ブックス by ヨメレバ 永遠のファンタジスタといえばアレッサンドロ・デル・ピエロという名前が浮かぶサッ…

風間八宏の「伝える技術」 〜サッカーという真剣な遊びをどう伝えるか〜

伝わる技術 力を引き出すコミュニケーション (講談社現代新書) 風間 八宏 講談社 2018-02-15 売り上げランキング : 61233 Amazon Kindle 楽天ブックス by ヨメレバ サッカーの指導者をやっている方は「伝えること」の難しさを感じることが多いのではないでし…

フェルナンド・トーレスの巧さの理由 〜一流のストライカーから学ぶべきこと〜

フェルナンド・トーレス 神に選ばれしストライカー フェルナンド・トーレス 講談社 2010-06-03 売り上げランキング : 179136 Amazon Kindle by ヨメレバ 神の子(El Niño:エル・ニーニョ)と呼ばれるスペインのストライカー、フェルナンド・トーレス。 類稀…

日本サッカーに不足している2つの能力

私は24歳になってすぐの頃、中南米へひとり旅に出た。 人生を変える旅だった。 異国の文化を肌で感じることによって、自分の世界観が変わった。 日本で感じていた生きにくさから解放され、その生きにくさの理由がよくわかった。 また、日本という国の素晴ら…

ガブリエル・シャビエルの魅力・巧さの理由

名古屋グランパスをJ1復帰に導いた若きブラジル人の巧さの秘密を紐解いていきたい。 彼の名はガブリエル・アウグスト・シャビエル。 Jリーグに所属する数少ないワールドクラスの選手の一人である。 上手い・速い・柔らかい 三拍子揃ったグランパスの救世主だ…

アレクシス・サンチェスの巧さの理由

チリ代表のエース、アレクシス・サンチェス 凄まじい才能を持ちながら所属クラブのアーセナルではなかなかタイトルをつかむことが難しい現状があり、ビッグクラブへの移籍が噂される選手だ。 観る者を魅了するキレキレのドリブル、シュートセンス、抜群のア…

イヴァン・ラキティッチがバルサの中盤に欠かせない理由

いまやFCバルセロナの中盤に欠かせない存在となったイヴァン・ラキティッチ。 東欧のサッカー強国クロアチアのゲームメーカーでもあるが、スーパープレイヤーだらけのバルサではメッシ、ネイマール、スアレス、イニエスタなどのスーパーな選手たちの影に隠れ…

ロシアW杯決勝前に読んでおきたいクロアチア代表関連のTweetまとめ

ロシアW杯決勝戦が今夜行われる。 フランス代表 対 クロアチア代表の決戦だ。 優勝候補と呼ばれる強豪国を次々となぎ倒して、決勝へ駒を進めたフランスに対して、クロアチアは決勝トーナメント3試合連続延長戦という苦しい戦いの末に決勝まで駒を進めてきた…

モドリッチの巧さの理由 〜世界最高のミッドフィールダーの魅力〜

ロシアWカップではクロアチア代表を決勝まで導き、レアル・マドリードではチームの司令塔としてCL優勝に貢献し、世界最優秀選手にふさわしい活躍をみせたモドリッチがついにバロンドールを獲得。 \周りへの感謝忘れず…/年間最優秀選手に輝いた #モドリッチ…

サッカー選手は古武術から学べることがある 〜不利な状況が身体に革命を起こす〜

人間は築き上げた世界を壊したくないものだ。人間は本能的に不安定状態を嫌う。それは身体保全の自然な働きでもあるけれど、その働きは同時に人間の向上という道のフタにもなってしまう。だから、そういう思いからも自由になる必要がある。 古武術からの発想…

ベルギー代表監督ロベルト・マルティネスが日本戦後に語った「素晴らしいチーム」とは

ロシアW杯、決勝トーナメント初戦…、日本は素晴らしい戦いでベルギーを追い詰めたけれど、最終的にはベルギーの底力に屈することになった。 ベルギー代表のスペイン人監督ロベルト・マルティネスが日本戦後に語った内容がとても興味深いものだったのでシェア…