大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

フアン・ロマン・リケルメの魅力 〜フットボールの美しさを教えてくれた男〜

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写真=Getty Images

フアン・ロマン・リケルメ。

アルゼンチンを代表するレジェンドである。現役時代はアルゼンチンのボカ・ジュニアーズや、スペインのFCバルセロナ、ビジャレアルなどの世界トップクラブを渡り歩いた。その独特でエレガントなプレースタイルは多くの人々を虜にした。そしてリケルメは常に王様だった。王様であることを許されていた。

ゆったりと大胆にピッチでプレーするリケルメは守備をあまりしない、しかしそれが許されてしまう天才だった。相手からボールを奪われずに、決定的な仕事をする唯一無二の選手だった。

リケルメがボールを持つとワクワクする。

本当にそんな期待感があった。

「何をしでかすのか」「どんな閃きが生まれるのか」

リケルメのプレーは日本という国で生まれ育った私たち日本人にはとてもはかり知れないなにかを感じさせた。

野生のフットボーラーが生み出される国で王様になる男のピッチの振る舞いは本当に衝撃的だった。

 

フットボールの本質は遊びの中にある

 

 

相手と味方の位置関係、そして、ピッチ上で何が起きるのかを"見る"ことに長けていた。

相手がどこから来て、どのくらいの強度で何をしようとしているのか、自分はピッチのどこにいるのか、味方の位置と動き出しなどを感じながらプレーするリケルメは、巧みに身体を使って相手からボールを守り、攻撃のスペースを生み出す。

そのスペースへ放たれるボールは常に味方の足元に吸い込まれるかのようにおさまる。

 

何度も驚かされた、美しいパス

 

 

見ているところや、パスの質、どれも一級品だった。

フィールド上で見ている観客の方が隅々まで見えているにも関わらず、その観客の想像をも越えてしまうリケルメのイマジネーション。

伝説の10番であるリケルメのプレー集

 

何人に囲まれてもボールを奪われない。南米のピッチには命がけでプレーする男たちがいる。彼らは日本という島国では感じることのできない激しくコンタクトをしてくる。そんな猛烈なプレッシャーをいなすことを楽しんでさえいるように見えた。

 

リケルメは僕に、フットボールの美しさを教えてくれた選手の一人である。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

keikun028.hatenadiary.jp

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