大人になってから学ぶサッカーの本質とは

日本にいながら外国人リーグでプレーする私の目から見るサッカーの本質とは… 元サッカー選手、元サッカーコーチ、中南米放浪サッカー経験者として好き勝手語らせて頂きやす

「頑張る」よりも大切なこと|タイで戦う栗山鈴央選手のインタビュー

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「プロなろ(http://www.pronaro.net/interview/517/」からタイリーグに挑戦している栗山鈴央選手に、現地で学んだサッカーにおける違い、そしてサッカーの本質についてインタビューしました。
この記事では、よりサッカーの本質に迫った部分を掘り下げて掲載します。
海外への挑戦の道筋を含めたインタビューの全貌は、近日プロなろにて公開予定です。

 

インタビュアー:山田有宇太 

求められる能力、プレーの変化


-実際にタイでプレーして、日本でプレーする時と違う点はありましたか?

日本は組織力が長所だとよく言われるじゃないですか。
やっぱりそこはタイはしっかりしてないなと思いました。

守備だったらマークの受け渡しだったり、攻撃だったらパスで崩せる場面なのに、味方が全然動いてくれないとかはありますね。
今までだったらここにパスコースがあるはず!と思ったところに味方がいないとか・・・
そういったところで、日本の当たり前は通用しないんだなって思い知りました。
今までよりも個人の力で打開しなきゃいけないことも多くて、求められる能力も変わってきたというのが大きな変化です。

-そこまで違うと慣れるまで大変ですね・・・

いまだに慣れないです(笑)結構苦しんでいますね。

今所属してるチームにはもう一人日本人の選手がいるんですけど、ボールを受けるために動いてくれるのはその人だけですね。
なのでパスを出せない前提のプレーも増えていったり。

僕のプレースタイルは、スピードを生かして裏を取ったり周りに使ってもらって活かされるタイプなんですけど、どれだけオフザボールで動いてもパスが出てこなかったりしますね。

 

 なので、今までのストロングポイントが発揮できないと分かりました。
自分の中で、とにかく守備を意識してプレーするように自分の中で意識を変えました。評価されて試合に使ってもらえるようになったのはそこからでした。

高校時代の監督に何度も言われた「守備は世界共通なんだ」という言葉を強く実感しましたね。
これは本当にどの国に行っても、どのポジションでもやるべきことなんだなと。

あとは、いわゆる「持ってる」と言われるようなスーパーゴールを決めると次の試合では即スタメンってこともあったり、とにかく結果で評価されるなと思いました。

 

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とにかく結果にシビアになる事 

そういった経験もあるので、とにかく練習で結果を残すことが大事です。
今の自分が外国人助っ人という立場だからこそ、練習から格の違いを見せつけないといけないと思います。

-そんなシビアな環境の経験をもとに、日本にいる選手にアドバイス等をいただけますでしょうか。

やっぱり練習から結果を残すことを意識しなきゃいけないですね。
普段のトレーニングからゴール数を意識したり、自分をシビアに見ることが習慣にできるといいのかな。
それを日頃の練習から自分の中で意識することが出来れば、他の選手より成長出来るんじゃないかなと。
考え方が変わると、じゃあ練習から結果を残すために何に取り組むか、ということを逆算していく必要がある。

ただ、僕には「頑張る、頑張らない」って概念がないんです。頑張るって言葉も嫌いで。

 

「頑張る」だけでは評価されない

頑張る、頑張らないって言葉は本来は必要なくて。
結果が出たかどうか、そこだけなんだと思ってるんです。頑張ったかどうかはそのあとに言われるだけであって。
極論、頑張っててもダメな選手より頑張ってなくても点を取れる選手のほうがチームには必要とされます。
頑張ることはあくまで結果を出すための手段で、頑張ったから報われるわけでもないですし、それがプロの厳しさでもあるんです。

-日本の部活は特に、頑張ることに価値を見出しやすい気はします。

そこはやっぱり変えていったほうがいいと思います。
結果を出すために何をするか、それを突き詰めないといけない。
その為に取り組めることはたくさんあると思うんです。

例えば、僕が勉強していたのは栄養学。
前日、当日に何を食べたらパフォーマンスがあがるのかとかですね。
今はインターネットでも勉強できますし誰でも出来ることなのでそういうところから始めればいいのかなと思います。

結果を残して初めて「頑張ったね」と言ってもらえるだけで、結果を残さないと何も評価されないんです。
今の外国人枠という立場になってからは余計に実感します。

ただこの考え方はサッカーだけじゃなくて、色んな事に通じると思うんです。
僕は国家資格を取る勉強をしたんですけど、その時に「試験に合格する」という明確なゴール、目指す結果にどう辿り着くかという考えは同じだと思います。
サッカーから学んだことでもあるし、試験を通して学んだことをサッカーに生かすことも出来たり。
どんなことでも、「結果を残すために何をするか」という考え方ができるひとが成長するんだと思います。

 

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現地では「外国人枠選手」としてシビアな目線で評価される栗山選手だからこそ、辿り着いた結論が「結果を残す」ということでした。
その為にどんなことをするのか。それを見つけることが、上達への第一歩になるのではないでしょうか。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

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