大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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サッカーをセンス良く伝えるために読んでおきたい記事3選(vol.27)

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私はサッカー魅力をもっとたくさんの人たちに知ってもらいたいと思っています。

しかし、日本のサッカーは多くの問題を抱えています。

サッカー文化を育むための土壌、育成年代である子供たちを取り巻く環境は決して良いとは言えません。

過剰なコーチング、トレーニングにより多くの子供たちが疲弊し、時には心身を壊しているという話を耳にすることも少なくありません。

指導者のあり方が問われているのです。

子供たちに適切にアプローチするためには学ばなければなりません。

大人は子供たちの好奇心を刺激し、主体性を育まなければなりません。

今回はそんな教育に関わる方の参考になる3つの記事をピックアップしました。

サッカーコーチ必見です。

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休息こそ最高の練習である―― 

これはイタリアの育成年代を取材する際によく聞かれる言葉である。「休日返上」や「朝練」が推奨されがちな日本のスポーツ指導とは真逆の考え方を採るイタリアでは、1回90分の平日練習が2日、週末にホーム&アウェイの方式のリーグ戦が1日、つまり“蹴球3日”が一般的な街クラブの活動の基本だ。“蹴球6日”で“朝練”も“居残り特訓”もいとわない多くの日本の部活チームと比較すれば、イタリアの育成の活動ペースは異なる時間軸を持つ別世界の現象に見えるかもしれない。

「私は一人のフィジオセラピストですから、技術や戦術について語る資格を有しません。ただ、監督やコーチ、そして選手たちを近くで見ていて常に思うのは、ここエンポリでは日々のトレーニングが最高に楽しい時間だということです。選手たちを楽しませるための工夫を監督たちがさまざまなメニューに盛り込んでいることは当然ですが、その実、指導者の側も選手と同じくらい、心の底から楽しんでいます。もちろんこの私もそうです。例えば、DF4枚と3枚のトレーニングをするにしても、ビルドアップやシュート練習をするにしても、そこには常に一定の緊張感や激しさがある一方で、必ずジョークや笑顔があります。トレーニングの締めに行われるミニゲームが終われば、選手たちは決まって監督の下へ走り寄り『お願い、あと5分!』と懇願する。それはまるで楽しい時間がずっと終わってほしくないと泣く、幼い子どものように純粋な願いです。やや抽象的な表現ですが、エンポリの下部組織は『思いっきりサッカーを楽しむ』というところに最大限の重きを置いている。私はそう思います」

www.footballista.jp

 

子どもより先にキレてしまう指導者

教師は、点を取られるたびに選手を怒鳴っていた。

「ナメたプレーをするからだ!」技術的に見ても相手のほうが上で劣勢にあったからかもしれないが、終始感情的になっていた。「そこでシュートだろう?」「どうして右サイド使わないんだよ!」ミスをけなすばかりで、そのほかは指示や命令ばかり。

劣勢に動揺する選手を落ち着かせたり、励ますような声がけは残念ながら聞かれなかった。こういうときこそ、日頃の指導が垣間見えるものだ。

そのような指導者に教わる選手は、どうしてもプレーが荒くなりがちだ。

アフターチャージや、故意と思われるような反則が目立った。

「あの先生のチームはよくレッドカードを食らってますよ」と、ほかの指導者がため息交じりで教えてくれたという。池上 正氏これでは、審判としての立場とコーチとしての立場でやっていることがちぐはぐだ。

つまり、行動に一貫性がない。もちろん指導者全員がこの教師と同じとはまったく思わない。

しかし、人権意識の希薄な大人の言動がそのまま子どもたちに伝わっていないだろうか。反対に、大人から尊重され、暴言や体罰を受けなかった子どもは、対戦相手をきちんと敬えるはずだ。

toyokeizai.net

 

教科書で教えてもらうこと以外のことが凄く大切

勉強などの学ぶ意欲はサッカーと密接に繋がっています。松本監督は「サッカーは一つのことに集中していては出来ないスポーツ。あらゆる角度で物事を見たり、視野の広さ、イマジネーションが無ければいけない。先生から教科書で教えてもらうこと以外のことが凄く大切で、彼にはそうした賢さがあった」と話します。

森岡選手の存在があったからこそ、松本監督は今の選手たちにも気付くことや読書の重要性を説くそうで、「森岡は考える力に長けている。プレー面だけでなく、私生活でもイマジネーションに長けているから、人生が広がって行く」と。

「成長するためには、挫折も大事。悔しい思いなくして、上手くなったり強くなったりしない」。

www.sakaiku.jp

 

 

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サッカーの本質を追求する旅はつづく…