ブラジル代表の貴公子カカ。
バロンドールを獲得するほどの選手でありながら、「巧かった」という印象はない。
いや、当然サッカーが巧いわけだけれども、カカのプレーは「巧かった」というより「凄かった」のだ。
カカをスピードにのせたら誰も止められない。
それほど圧倒的な推進力、突進力が印象に残っている。
とりわけアルゼンチンとの試合で魅せたドリブルは圧巻だった。
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メッシも追いつかなかったカカのドリブル
今や史上最高のサッカー選手と言われるメッシもカカのドリブルには追いつかなかった。圧倒的なスピードと強靭なフィジカルでディフェンダーを寄せ付けないドリブルがカカの真骨頂だった。
カカのドリブルに学ぶ身体の運用
カカやばすぎる😍🙌
— futpark / サッカー動画🎥⚽️ (@futpark0228) 2018年9月12日
via @CLHolicspic.twitter.com/14L3FHE8we
カカの才能はトップスピードでも意のままにボールをコントロールする技術だ。
カカのドリブルを見ていると、トップスピードでもブレることのない上半身と無理が効く下半身の強さが際立つ。
上半身を巧く使えることの重要性はもっと知られるべきだと思う。
上半身が安定しているからこそ、ボールを巧くコントロールできるというのは世界のトッププレーヤーを観ているとよくわかる。
サネ選手のドリブルの際の上半身の姿勢の美しさ、腕の使い方は本当に素晴らしい。
— 奥村正樹(スポーツトレーナー/physiotherapist) (@Masa19901) 2018年9月4日
切り返しの際には腕を上手に使って(振り上げて)乱れた身体のバランスを整える。
でも、何よりも素晴らしいのは後ろから来る相手の胸部にスッと腕を入れてのブロックする腕の使い方はまさにお手本。 pic.twitter.com/yndhzi8aBB
>>レロイ・サネのドリブルの秘密 〜姿勢の美しさ、腕の使い方〜
サッカーが巧い人は身体の運用が巧い
カカのプレーを改めて観て、サッカーが巧い選手は当然身体の運用が巧いよなと思いました。世界のトッププレーヤーはもちろん自分の周りのサッカーが巧い人のプレーを思い返してみると、やはり小手先の技術なんかよりも身体の運用が巧い。
サッカーの本質を伝えるには身体の運用をしっかりと学ぶ必要があるのだと思いました。
サッカーの本質を追求する旅はつづく…