大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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「お前なんか、そのチームに行ったって試合出れないからな」子どものチャレンジを応援できる指導者が求められている

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子どもの意思を無視した「移籍問題」

新年度を控え、多くのチームで体験練習会などが実施されています。

少年サッカーの世界でも、選手本人の意思を無視した「移籍問題」があちこちで起こっています。

 

各チームの体験練習案内に添えられた、

「所属チームの監督、指導者の承諾を得ること」

との一文・・・。

でも、監督の承諾をもらわずに、こっそりと体験練習に行く子もいます。

 

きっと、「他チームに体験練習に行きたい」、「セレクションを受けたい」と言ったときに、監督にどんな反応をされるか、そして、その後チームに居づらくならないか、不安に思うからでしょう。

 

どうして日本は移籍に関してこんなにネガティブなんでしょうか。
子どもたちが、自分に合ったチームをみつけ、新しい環境でチャレンジしようとしているのに。

いいチャレンジだね!がんばっておいで!と送り出すことが出来ない大人がなぜこんなに多いのでしょうか。

 

「お前なんか、そのチームに行ったって試合出れないからな」

 

移籍を決めたことを告げると、そう指導者に吐き捨てるように言われた選手がいます。

 

最後まで指導者の許可をもらえず、新しいチームに行くことも、前のチームに戻ることも出来ず、所属するチームを失った選手がいます。

 

移籍を引き留める指導者にも、チーム運営上の理由、戦力ダウンへの懸念、選手への愛情、他チームとの関係性など、色んな背景があるのでしょう。

 

でも、選手の移籍に目を光らせるのではなく、そのエネルギーを「もっと、ここにいたい」と思わせるチーム作りに注ぐことができれば、例えその選手が移籍したとしても、そのチームが今より子どもたちが輝ける場所になるのは間違いありません。

 

それでも、新たな環境に選手がチャレンジしたいと言ったとき、「頑張っておいで!」と背中を押してあげられる大人が増えれば、日本のサッカーはもっと変わるのではないかと思っています。

 

プロフィール

サッカー少年の子どもを持つ母

子どもたちをもっと笑顔にするためには大人が変わらないといけない…

本には大人が変わるヒントがたくさん散りばめられています。

大人の心を育む本をご紹介していきます。

 

 

keikun028.hatenadiary.jp