大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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ラルフ・ラングニックが語る「現代のフットボール」と「認知トレーニング」 

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ドイツのブンデスリーグで近年稀にみる躍進を見せるRBライプツィヒのスポーツディレクター、ラルフ・ラングニック氏のインタビューがとても興味深いものだったのでご紹介させていただきたい。

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世界のフットボールの最先端をいく、マンチェスターシティのグアルディオラ監督とはまた異なる思想を持つと言われる彼のサッカー観が少し垣間見ることができる。

 

 翻訳も下記に書き起こしましたので読んでいただければと思います。

「現代のフットボール」と「認知トレーニング」

我々のトレーニングは特別なルールで行われます。
例えば、限られたエリアでコンタクトやボール奪取を行う場合、その後ピッチの特定のポイントを経由してボールを運びます。
また、私たちは特注の時間制限用の時計を使っています。
アシスタントコーチがそれを起動してカウントダウンを始める。
「8秒ルール」と呼ばれるトレーニングに使用するんです。
選手はティッキングの音を聞くことができます。
相手にボールを奪われたら8秒以内に取り戻す。
こちらにボールがある場合は10秒以内にゴールに到達する必要があります。
このトレーニングは彼らに精神的な強い負荷を与えるものなのですが、この方法は数週間以内にプレーヤーに良い影響を与えることがわかったのです。
求めるスタイルにすぐアジャストし本格的に判断できるようになります。

 

バルセロナを率いていたクライフはこう言いました。
9人か10人の優秀な選手がいれば全ての試合で勝利できるとこれに関してあなたは異なる見解を持つと思っています。

 

あまり言及したくはありませんが、彼は時に選手の位置によって守備の設定を行う必要があると言っていましたよね。
右ウイングの選手には左サイドのディフェンダーを、攻撃的なミッドフィールダーにはディフェンダーが対応するとかね。
現代のチームはより多くボールに触れ、そして攻撃的なスタイルを好みます。
相手のボールプレーヤーに対して2人から3人がかりでボールを奪い攻撃に転じる。そうすることによって、時に強くはないチームがより優れたチームから勝利を得ることができるのです。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…