大人になってから学ぶサッカーの本質とは

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クロップが指導者を目指した理由とは?

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サッカー大国ドイツが生み出した名将ユルゲン・クロップ

プレミアリーグの名門リバプールを率いて、強豪犇めく世界最高峰のリーグで面白いフットボールを展開している。

そんなクロップ監督が「指導者を目指した理由」を語ったインタビューをご紹介させていただきたい。

これから指導者を目指す人、現在指導に携わっている人は必見です。

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@fantaglandistaさんのTweetを引用させていただきました。

クロップが指導者を目指した理由

私はドイツの2部でプレーしていましたが、十分なお金を稼げませんでした。
それだけのことですよ。
私は世界一賢い人間ではありませんが、馬鹿でもありませんので、何かまともなキャリアを考えようとました。
でも、何も思いつかなかったので色々手をつけてみたところ、サッカーへの大きな愛に気づきました。

常に関わっていたいんです。


いつも思っていましたよ。
「誰かがチームを指導する機会をくれたら、チームでプレーするより上手くやれるのに」

 

まだ26歳でしたが、誰かに「おい。わかるだろ?誰でもわかるように良い選手じゃないんだから指導者にならないか?」と言われたら、そうなっていたでしょうね。

結局そうなったのは33歳のときでしたけどね。

 

ー指導者を目指すきっかけになった指導者はいますか?
イデアやスタイルを学んだ指導者とかは?

いますよ。
ボルフガング・フランクですね。
残園なことに、早くになくなってしまいましたが、彼は4-4-2を取り入れてたんです。
最終ラインを4枚にして、スペース重視の守備にしたんです。
かなり良いチームになったのがこのときでしたね。
私たちはかなり陳腐なチームだったからです。

給料も皆良くなかったですし、誰もクラブのことなんて気にかけてませんでした。

その時に、そんなことは重要じゃないと学んだんです。


相手チームの1人1人が私たちより優れていても、彼らに勝てるとわかったんです。

私たちも「え?」って目を見開きましたね。
私が監督になったのは数年後でしたが、彼から得た学びがかなり活きました。
完璧なお手本でしたね。
だから彼のチームにいた多くの選手が世界中で指導者や監督になっています。
彼がいつも夢見ていたことですね。 

 まとめるとこんな感じでしょうか。

  • サッカーを愛していること
  • 良い指導者(メンター)に出会うこと
  • 自分の得意なことを知り、やってみること

 

クロップが語るフットボールの役割とは?  

心からこう思うよ。
フットボールの最も重要な役割は、人々を楽しませることなんだ。
たかがフットボールだからだよ。
それ以外の何物でもないね。
私たちは命を救うわけじゃない。
何も植えつけられないし、何も生み出せない。

手術みたいなことができるわけでもない。
私たちができるのはフットボールだけだよ。

そこで人々を楽しませられないのなら、なぜプレーするんだい?
いつもそうできるわけじゃないのは残念だけど、常に真剣に取り組んでいるよ。
人々を楽しませているときこそ、特に真剣に取り組んでいるね。
でも、それこそが本当に大切なことなんだ。
だから私たちは挑戦するんだよ。

サッカーの本質を忘れてはいけないということです。

ピッチで良いプレーをして人々を楽しませることが大切なんだということ。

人々を楽しませる上で、最も大切なのは自分自身が最高に楽しむことなのだと思います。

 

>>シメオネが語るサッカーの本質 「アマチュアはボールで遊ぶが、サッカーはしない」

 

>>ペップ・グアルディオラが語るサッカーのフィロソフィ 〜特別インタビューより〜 

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…