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ジョルジーニョって知ってる?現代フットボール最高のMFの巧さとは

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Jorginho Frelloさん(@jorginhofrello) • Instagram写真と動画

 

ジョルジーニョを知っているだろうか。

サッカー王国ブラジルが産んだ天才MFだ。

(祖父がイタリア人ということもあり、15歳の時にイタリアに移住し、ブラジルとイタリアの国籍を持っており、イタリア代表を選択している。by wikipwdia)

 

本名はジョルジ・ルイス・フレーロ・フィーリョ。

イタリアのセリエAナポリで頭角を表し、現在はチェルシーでプレーしている。

そのプレーに世界トップクラスの指揮官たちが心酔している。

 

天才と呼ばれるMFは世界に何人もいるが、その中でもやはり突出しているのがイニエスタモドリッチボランチレジスタというポジションではセルヒオ・ブスケツの名前が上がってくるが、ジョルジーニョはそれに匹敵する才能を持っている。

 

そう多くの海外サッカークラスタは口を揃えて言う。

 

では、ジョルジーニョはどんな選手なのだろうか?

彼のプレーを観てみよう。

 

ジョルジーニョボランチの教科書

こちらの映像を観れば、どんなプレースタイルなのかがよくわかる。 

ボランチ、アンカーの教科書と言ってしまうと、少々ハードルが高いかもしれない。

まさにお手本であり、ボランチの鏡であるけれど、彼のプレーは見た目よりも非常に再現が困難なほどにクオリティが高い。しかしながら、彼のプレーを参考にしてほしいと思う。

 

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ここで面白い動画を紹介したい。

ナポリ時代からともに素晴らしいフットボールを表現し、ともにチェルシーにやってきたサッリ監督との関係性を語る映像だ。 

ジョルジーニョがチームで求められている役割がよくわかる。

ジョルジーニョのチームにおける役割とは

近年、フットボールに革命を起こしたグアルディオラに続き、サッリ監督の採用するプレースタイル、思想は非常に先進的で面白い。

そんなサッリのフットボールを体現する為にジョルジーニョは必要不可欠であるというわけである。

チームの中盤をオーガナイズし、試合の流れをコントロールする。

攻撃のスイッチを入れ、スイッチを切る。

ゲームに流れをつくり、流れを止める。

すべてはジョルジーニョがコントロールしているのではないかと思わせるほど影響度が高い。

もう少し、ミクロの視点で彼のプレーを観てみよう。

 

空間認知、ファーストタッチの駆け引き

いつでもボールを捌ける姿勢で受けることができるからこそ、相手に先を読ませないでプレーできる。ボールを持つのか、捌くのかわからないのだ。しかしながら、何より秀逸なのは、これだけ狭く、相手が近い空間でボールを受けられることだ。

ほとんどの選手はここでボールが入ってもダイレクトでプレーする選択肢しかないはずだ。あるはずのないスペースを生み出し、そこに活路を見出すこのプレーは天才と呼ぶにふさわしいだろう。

 

ゲームの中心にいるということ

ジョルジーニョは常に相手を感じながら味方と繋がることができる。

相手の動きを察知し、ボールをどう動かし、どこに展開するかを瞬時にジャッジし決断を繰り返していく。

現代フットボール最高のMFと呼ばれるだけの貫禄が出ている。

 

チェルシーの心臓

チェルシーは彼を中心に動いていると言っても良いだろう。

彼がボールに関与する度に、皆が有機的に動き出す。

ボールと人が動きながらゴールへ向かう有機的な運動体としてサッリの、いやジョルジーニョチェルシーは機能していると言っても大げさではない。

 

ジョルジーニョが最高の理由|守備のセンス

現代フットボールにおいて、最高のMFと呼ばれるには守備のセンスが欠かせないだろう。リケルメマラドーナのように守備をないがしろにしても許される時代ではない。

ジョルジーニョは新時代のMFに求められるものすべてを兼ね備えたフットボーラーなのだ。

 

彼のプレーに注目してほしい。

 

サッカーの本質を追求する旅はつづく…

 

keikun028.hatenadiary.jp